九州高校野球大会抽選会 「センバツ」への一歩は? 

大島高校と鹿児島城西高校が出場する「九州高校野球大会」と、鹿児島実業高校と楠隼高校が出場する「九州高校軟式野球大会」の抽選会が、10月29日に鹿児島市で行われました。

来年春に行われるセンバツ大会につながる「秋の九州大会」の抽選会には、九州各県の予選で優勝・準優勝した合わせて16チームの監督らが出席しました。

(大島高校は小林部長が抽選に臨んだ)

離島勢で初めて鹿児島県大会を制した第1代表の大島は、大会初日の11月6日に、2季連続6回目の出場となる大分第2代表の大分舞鶴と対戦することが決まりました。抽選会後に、大島高校の塗木哲哉監督は「大分の公立高校で、私たちが勉強することがたくさんあると思う。九州大会決定後も、選手たちは淡々と練習を続けながら、試合を楽しみにしています。」と語りました。
なおコロナ禍で、開会式の替わりに行われる開始式では、大島高校の武田諒雅キャプテンが選手宣誓を行います。

また第2代表の鹿児島城西は、大会2日目の11月7日に、福岡の第1代表で3季連続26回目の出場となる九州国際大学付属高校と対戦します。城西高校の佐々木誠監督は「練習試合をしようと話していた相手で、コロナ禍で実現していなかったので、何となく対戦する気がしていた。打撃が良いチームなので、まずは抑えられるか?がカギになりそうです。」と対戦相手について語りました。

(鹿児島城西は井上部長が抽選に参加 予備抽選の結果、最後の1枠を引いた)

「秋の九州高校野球大会」は、11月6日から鹿児島市の平和リース球場と鴨池市民球場で行われます。
ベスト4に入れば「センバツ大会」出場の可能性が高まるこの大会。初戦を突破すれば、大島高校はベスト4入りをかけて興南(沖縄第1代表)と日章学園(宮崎第2代表)の勝者と。鹿児島城西は明豊(大分第1代表)と前原(沖縄第2代表)の勝者と対戦します。

また同日、第58回 九州地区高校軟式野球大会の組合せ抽選会も行われ、鹿児島第1代表の鹿児島実業は大会2日目の11月8日に、筑陽学園(福岡)と津久見(大分)の勝者と。鹿児島第2代表の楠隼は大会初日の11月7日に長崎の合同チーム(長崎玉成・北松農業・五島南)と対戦することが決まりました。軟式高校野球の九州大会は11月7日から、姶良市の姶良総合運動公園野球場を舞台に行われます。

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