鹿実がインターハイへ! 九州高校総体 男子新体操団体

高校スポーツは県総体が終わり、次の舞台である九州総体、そしてインターハイへと続きます。
6月12日、熊本県でインターハイ出場をかけた男子新体操団体競技の九州総体が行われ鹿児島実業が出場しました。

鹿児島県代表として九州高校総体に臨んだ鹿児島実業。2020年は、コロナ禍でインターハイが中止となったため、2年ぶりの全国への切符をかけての試合です。鹿実男子新体操部といえば、毎年、コミカルな演技で会場の観客を笑顔にすることで有名ですが、今年は一味違います。激戦区と言われる九州大会を確実に突破するため、あえてコミカルな演技を封印。その結果、5月の県総体では過去5年間で最も高い15.750の高得点を獲得。全国大会でも表彰台を狙える完成度に仕上げました。

そして、九州高校総体でも高得点を狙った鹿実ですが、アクシデントが発生します。県高校総体に出場したメンバーが病気になり、九州総体ではメンバーの入れ替えが必要に…さらに、前日練習でも選手がけがをし、急遽、演技の難易度を落として臨みました。それらの結果細かいミスも生まれ、11.750と県大会の得点を4点下回る悔しい点数に。それでもインターハイに進める4位(6チーム中)にはなんとか滑り込み、インターハイ行きの目標を果たしました。(1位は神崎清明(佐賀)の16.775)

鹿児島実業 東鳳雅キャプテン

演技後、東鳳雅キャプテンは「けががあったり、急遽人を変えたりなどがあり、思ったよりも点数が伸びなかったが、やるべきことはやり全力は出せた。悔しい思いをしてしまったので、その分自分たちがもっとうまくなれるように練習してインターハイは頑張っていきたい。」とインターハイに向けて、気持ちを新たにしていました。
なお、鹿児島実業を含む上位4位チームは、8月21日と22日に新潟県で行われるインターハイに出場します。

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