インターハイ前哨戦で頂点に立ったのは? 高校バスケ

高校総体の前哨戦ともいわれる南九州四県対抗大会県予選は、4月11日に薩摩川内市のサンアリーナで男女の決勝が行われました。

男子決勝

今年1月の新人戦を制したれいめい高校と、四連覇がかかる川内高校の対戦。

第1クォーター。れいめいは188センチの長身フォワード・プライスの力強いプレーで一時7点差をつけます。しかし、川内はキャプテン東後藤の連続得点で流れを渡さず同点に追いつくと、その後一進一退の攻防が続き、第3クォーターを終えて53対53の同点に。
迎えた最終第4クォーター。残り時間3分から川内の川畑が二連続スリーポイントを決め突き放すと、そのまま川内高校が78対70で勝ち、高校総体の前哨戦を制しました。

試合後、川内高校の東後藤優志郎キャプテンは、「ディフェンスで頑張って走る事や、新人戦に負けてから練習してきたことが出せたので良かったと思います。気持ちを切り替え、一から四県本選、インターハイ予選に向けて、また練習していこうと思います。」と引き締まった表情で語りました。

女子決勝

女子の決勝は、新人戦女王の鹿児島女子と新人戦3位・鹿屋女子の一戦に。

鹿児島女子は2年生の手塚が中心となった攻撃を見せ、第1クォーターだけで19対2と大きくリードします。一方の鹿屋女子は、長身の橋口の得点などで徐々に巻き返しをはかりますが、縮まらず。
結局、鹿児島女子は、手塚のチーム最多となる30得点の活躍などで69対51で制し、この大会4年ぶりの優勝を果たしました。

なお今大会でベスト4に進んだ、男子:川内・れいめい・池田・鹿児島商業、女子:鹿児島女子・鹿屋女子・れいめい・鹿児島の8チームは、4月23日から鹿児島で行われる南九州四県対抗大会の本選に出場します。

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