新チームの頂点は鹿工と加工 県高校新人弓道

新チームの頂点を争う県高校新人弓道大会が10月12日と13日の2日間、鹿児島市の県武道館弓道場で行われ、女子は鹿児島工業が、男子は加治木工業が頂点に立ちました。

参加校のべ59校から301人が参加した女子の部は、台風の影響による強風のなかで熱戦が繰り広げられました。
団体競技では、1回戦で鹿児島工業が13中といいスタートを切るなど、8 中以上に9 校がひしめく混戦模様となります。2回戦では、強風の影響で多くのチームが敵中数を伸ばせない中、鹿児島工業が14中と安定した射で計27 中として予選通過を確実にします。さらに22中で鹿児島実業、20中で鹿児島南、19中で甲南が決勝トーナメントに進出。その団体決勝では、鹿児島工業と鹿児島南が対戦し、12対10で鹿児島工業が優勝しました。

また個人戦では、7中の山口選手(鹿児島南)・斉藤選手(樟南)・吉元選手(鹿児島実業)の3人による射詰が行われ、1本目で山口選手が優勝を決めた。

一方の男子は、のべ56校から289名が参加しで行われました。
団体の1回戦では、鹿児島商業と加治木工業が14中で好調な滑り出しを見せます。2回戦では鹿児島商業が調子を崩し9中、合計23中で予選通過に届くかどうか、後に控えるチームの結果を待つ形になります。加治木工業は13中で合計27中と安定した射でトップに立ち、鹿児島商業、22中の鹿児島・鹿児島工業までが決勝トーナメント進出を決めました。その後行われた団体戦の決勝では、15対12で加治木工業が優勝しました。

また個人戦では8射皆中した石田選手(鹿屋)・大宮司選手(加治木工業)・本村選手(加治木工業)の3選手によって射詰が行われ、4本目で石田選手が外し,大宮司選手と本村選手の戦いに。射詰5本目、大会規定により小的となった優勝決定戦では大宮司選手のみが的中させ優勝しました。

団体・個人とも3位までに入ったチーム・選手は、11月2日と3日に大分市で行われる九州高校弓道新人選手権大会へ出場します。

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