神村学園が16年ぶりの優勝 選抜女子駅伝
福岡県で1月20日に行われた選抜女子駅伝北九州大会で、去年暮れの全国高校駅伝で初優勝を果たした神村学園が16年ぶりの優勝です。
一般の部と高校生の部、合わせて20チームが参加し、32.7km(一般は5区間・高校は6区間)で争われたレース。鹿児島からは、高校の部に神村学園、一般の部に鹿児島銀行が出場しました。
1区で1年生の中須が粘りの走りを見せ全体の4位に立った神村。2区では1年生・シンシアが区間新記録を樹立する快走で全体のトップに立ちます。このあと4区では全国高校駅伝優勝メンバーの一人、3年生の平田が区間賞の走りを見せ、5区の1年生・野竹選手も実業団チームより前でタスキ渡し。最終6区は、全国高校駅伝を走れずに悔しい思いをした3年生の中尾。実業団・天満屋で、東京五輪・マラソン代表への挑戦権を手にしている小原怜選手に抜かれ全体の2位にはなったものの、1時間47分41秒で、高校の部・16年ぶり2度目の優勝を果たしました。
神村学園のアンカーを務めた、3年生の中尾友梨奈選手は、
「チームは15人の大所帯ですが、一人ひとりが切磋琢磨しながら、強い意識を持って練習できているのが強さの秘訣だと思います。いまの1年生は勢いがあって連覇も狙えると思うので、高記録で連覇して欲しいです。」と、後輩たちにエールを送りました。
なお、一般の部に参加した鹿児島銀行は、1時間53分17秒で7チーム中、5位でした。