京セラは悔しい22位 クイーンズ駅伝

女子駅伝の日本一を決める、全日本実業団女子駅伝。通称「クイーンズ駅伝」が、11月28日に宮城県で開催され、鹿児島県勢では霧島市を拠点に活動する京セラが出場しました。

6区間42.195キロで争われたレースには「クイーンズ8」と呼ばれる去年の上位8チームと、予選会を突破した20チームの、合わせて28チームが出場。

華の1区(7.1キロ)では、集団でレースが進むと転倒が発生。
この転倒に、鶴翔高校出身でユニバーサルエンターテインメントの高木結加も巻き込まれます。
2年ぶり出場の京セラは、1区を任された兼友良夏が、3キロ過ぎに先頭集団から離され19位と出遅れます。
転倒した高木は懸命に追い上げ21位でタスキ渡し。

この駅伝最長のエース区間・3区(10.9キロ)には、出水中央高校出身で東京五輪・女子マラソン代表、ワコールの一山麻緒が登場。トップと1秒差の2位でタスキを受けますが、五輪での疲れも見られ順位を7位に落とします。
その後方では、神村学園出身でエディオンの西田美咲が6人抜きの快走。チームを11位に押し上げます。

苦しい走り委が続いた京セラは、4区(3.6キロ)でアグネス・ムカリが、区間4位と好走。また最終6区(6.795キロ)でも、神村学園出身の中島愛華が懸命の走りで順位を2つ上げたものの、2時間20分36秒で28チーム中22位。悔しい結果に終わりました。

クイーンズ駅伝 第41回全国実業団女子駅伝 結果
1位 積水化学 2時間13分03秒
2位 資生堂  2時間13分55秒
3位 デンソー 2時間15分03秒
22位 京セラ 2時間20分36秒
※上位8チームが来年のシード権を獲得

(22位でのフィニッシュとなった 京セラ中島愛華選手)

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