高校ラグビー県予選２回戦 ベスト４決定
全国高校ラグビー大会鹿児島県予選は２日、２回戦４試合が行われ、ベスト４が出そろいました。
合同チームとしては唯一、２回戦に残った鹿児島・鶴丸・甲南合同チームは、夏の総体３位の鹿児島玉龍と対戦。ボールの奪い合いで優位に立った玉龍が、フォワード、バックス一体となった攻撃でトライを重ねます。合同チームは、唯一の３年生鹿児島高校の新福が、最後方の位置からの声かけやタックルでチームに貢献。しかし玉龍の攻撃を止めることはできず、０対９８で敗れました。
新福泰政選手（合同・鹿児島高３年）『自分が一番声を出して、一番走ろうと思って試合に臨みました。他校の後輩たちも僕を信じてついてきてくれたので、３年生１人でも秋まで残って良かったです』
夏は準優勝で４３年ぶりの花園を狙う加治木工業は、ラ・サールと対戦。加治木工業はキャプテン時任を中心にフォワードの強靭な前進力とバックス展開でトライを量産。７６対０でラ・サールを完封し、準決勝進出を決めました。
その他、鹿児島工業、鹿児島実業がベスト４に名乗りをあげました。
準決勝は今月７日、決勝は１４日に県立サッカー・ラグビー場で行われ、決勝はＭＢＣテレビで実況生中継します。
【２回戦結果】
加治木工業 ７６－０ ラ・サール
鹿児島玉龍 ９８－０ 鹿児島・鶴丸・甲南
鹿児島工業 １１４－１２ 奄美
鹿児島実業 ７３－５ 大島
