センバツにつながる九州大会出場校決まる! 高校野球秋の県大会

(10月とは思えない厳しい暑さの中試合が行われた)

高校野球・秋の鹿児島県大会は、10月11日に準決勝2試合が平和リース球場で行われ、来年春の「センバツ大会」へとつながる九州大会の出場校2校が決まりました。

準決勝第1試合は、初めての九州大会を狙う国分中央と、4季ぶりの九州大会出場を狙う鹿児島城西が対戦。
初回に4番・藤田と5番・明瀬に連続ヒットが飛びだした城西が2点を先制。その後も得点を重ねた城西が、6回終了時点で5点リードします。
追いかける国分中央は、終盤ヒットがつながり得点を返すと、2点差で迎えた8回表1アウト3・1塁のチャンスで7番・尾山がライトオーバーのタイムリー3ベースを放ち6対6の同点に追いつくと、続く前田にもタイムリーが生まれ7対6と国分中央が逆転に成功します。
追い込まれた城西は9回ウラ。1アウトから、この日3安打4打点と当たっている5番・明瀬がフォアボールで出塁し、バッターボックスには6番・當間。1ボール1ストライクからの3球目を捕らえると、打球はそのままライトスタンドに!劇的な逆転サヨナラ2ランホームランで勝利した鹿児島城西が決勝進出を決めました。

(9回ウラ。城西・當間の逆転サヨナラ2ランホームラン)

続く第2試合では今年夏の甲子園に出場した樟南と、初優勝を狙う大島が対戦。
2対2の同点で延長戦に入ると、タイブレークで迎えた延長13回表。樟南は2アウト3・1塁から、7番・下山がタイムリーを放ち3対2と勝ち越しに成功します。追いかける形になった大島は13回ウラ、すぐさま同点に追いつくと、なおも1アウト満塁とし、押し出しのデッドボールでサヨナラ。
延長13回・3時間8分に及ぶ熱戦を制した大島が初の決勝進出を決めました。

この結果、鹿児島城西と大島が、11月3日から鹿児島で開催される九州大会出場権を獲得。
3位決定戦は12日(火)午後0時30分から、決勝戦は13日(水)午前10時から平和リース球場で行われる予定です。

【準決勝の結果】
10月11日(月)
♦ 鹿児島城西 8×-7 国分中央
♦   大島  4×-3 樟南(延長13回)

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