勝みなみ 国内メジャー初優勝!

女子プロゴルフの勝みなみ選手(鹿児島市出身/23)が、国内4大大会「メジャー大会」で初優勝を果たしました。

降雨の関係で1日順延となり10月4日に最終日を迎えた、女子ゴルファー日本一を決める「日本女子オープンゴルフ選手権」。最終日を、2位と1打差の単独トップで迎えた勝みなみは、最終組でスタートします。

前半、Tショットなどが乱れ、スコアを崩してしまいそうな場面でも、しっかりとリカバリーし、パットがさえていた勝選手。自身初のメジャー大会制覇に向けて3番ホール、この日初のバーディーパットを決め、勢いに乗ります。

2位で同じ組の西郷真央(19)と2打差をつけて後半の9ホールに入ると、13番ホールでは距離のあるバーディートライ。これを距離感ぴったりで決め、更にスコアを伸ばします。
一方の西郷はこのホールをボギーとし、勝は5ホールを残して2位の西郷との差を6打とし、独走状態に。

この後も、安定したショットを見せた勝。ほかの選手がスコアを落とす中、最終日に6バーディー・1ボギーのゴルフでスコアを5つ伸ばし、トータル14アンダー。メジャー大会初勝利、そして女子ゴルファー日本一に輝きました。

試合後、勝みなみプロは「メジャー大会を勝ちたいという目標があったので、勝てて本当にうれしいです。粘りのゴルフができ、バーディーで勢いに乗れたと思います」と笑顔で話しました。
今大会の優勝で、勝は優勝賞金3000万円と、今後3年間のシード権も獲得しました。

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