国分・国分中央がインターハイへ! 県高校総体ハンドボール

(スカイプレーを決めた外種子田渓太)

熱戦が続く鹿児島県高等学校総合体育大会。
5月28日にはハンドボール競技が最終日を迎え、決勝戦が行われました。

17校が出場した男子の決勝では、今年3月の全国選抜大会で3位の国分と、その国分に新人戦で悔しさを味わい雪辱を誓う加治木が対戦。両校には、中学時代からのライバルであり、友でありメンバーがおり、色々な意味で熱戦となりました。
試合は、国分が序盤から外種子田渓汰・崚汰兄弟のコンビプレーなどで得点を重ね19対11とリードして試合を折り返します。加治木も、後半に馬場のサイドシュートなどで追い上げますが、多彩な攻撃を見せた国分が34対21で、2年ぶり10回目の優勝を果たしました。

試合後、国分高校3年の外種子田渓汰キャプテンは「失点は多かったのですが、その分、速攻などチームの強みの部分で得点を取れたところが良かったです。去年はコロナ禍で大会が中止になり先輩が悔しい思いをしたので、自分たちが全国で優勝するんだという気持ちで頑張りたいです。」と力強く話しました。

一方、10チームが出場した女子の決勝では国分中央と鹿児島南が対戦。
国分中央は立ち上がりに2点を失うものの、ゴールキーパー・坂本の好セーブなどで、徐々にリズムを取り戻します。すると、後半は得意の速攻などで9連続得点をマークするなどし、28対10で鹿児島南を破り、2年ぶり18回目の優勝を果たしました。

国分中央3年の坂本晶キャプテンは「全国の舞台・インターハイでは、どんな対戦相手でも、自分たちの目標が日本一というのは絶対に忘れずに、しっかりと自分たちのプレーを出だしから出せるようにして、一戦一戦勝ち切れるように頑張りたいと思います。」と笑顔でインターハイの目標を話しました。

勝した両校は、8月に福井で開かれる全国大会=インターハイに出場します。

なお、きょうの決勝戦と3位決定戦の模様は、期間限定でMBCのホームページで配信します。
こちらから ⇒ 鹿児島県高校総体ハンドボール最終日 アーカイブ配信

関連記事一覧