一山選手がハーフマラソン自己ベストで優勝
北海道の札幌市で5月5日に東京オリンピック・マラソン競技のテスト大会が開かれ、代表に内定している出水市出身の一山麻緒選手(出水中央高校卒)が女子ハーフマラソンで自己ベストを更新し、優勝しました。
東京オリンピックのテスト大会として、本番とほぼ同じコースを使って行われたハーフマラソン。
女子の部には、オリンピックのマラソン代表3人が揃って出場しました。序盤から、先頭集団でレースを展開した一山選手は10km付近で苦しそうな表情を見せたものの粘りの走りを見せ、終盤は先頭に立ち1時間8分28秒のハーフマラソン自己ベストを更新して優勝。3か月後の本番に向けて弾みのつく結果となりました。
一山選手は「自己ベストも出したいし、勝負にもこだわりたいということで、とにかく粘って走ることができた。オリンピック本番では皆さんに、私らしい元気な走りが見せられたら思います。」と大会本番のコースを走って、思いを新たにしていました。