鶴田選手も東京五輪出場権獲得に大きく貢献 陸上競技・リレー

(4X100mリレー予選でアンカーを務めた鶴田選手(中央))

ポーランドで、現地時間5月1日・2日に行われた2021世界リレー。
女子日本代表で鹿児島市出身の鶴田玲美選手が力強い走りを見せ、リレー代表チームの東京五輪の出場権獲得に大きく貢献しました。

上位8か国・決勝進出国に東京五輪への出場権が与えられる「世界リレー」。
女子4×100mリレーに出場した日本代表のアンカーは鶴田玲美選手(南九州ファミリーマート所属/鹿児島市)。
レースは、大学生中心のメンバー構成の日本代表が序盤から上位争いを繰り広げると「自分のできることを最大限発揮したい」と話していたアンカー鶴田に3位でバトンが。鶴田は前との差を縮め、44秒17でフィニッシュ。日本代表として今シーズン最高タイムで決勝進出を確定させ、東京五輪出場権を獲得しました。

また翌日、気温7度という厳しいコンディションのなか行われた決勝レースでは、日本女子代表が44秒40で4位に入り、東京五輪に向け弾みをつけました。

レース後、鶴田玲美選手は「日本代表チームの力を結集させた結果だと思う。それぞれの課題を克服して、いい準備をして東京五輪に臨みたい。」と笑顔で語りました。

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