出水中央が初優勝! 神村学園は3連覇 県高校新人駅伝

(6区間32キロで争われた男子には26校が出場)

1・2年生の新チームで競う「県高校新人駅伝」が2月6日に南さつま市で行われ、男子は出水中央が初優勝。女子は神村学園が3連覇を果たしました。

南さつま市で行われた「県高校新人駅伝」は、今年から吹上浜海浜公園周辺を周回する新コースに変更されました。

6区間・32キロで争われた男子には26校が参加(オープン3チームを含む29チーム)。
各チームのエースが揃う1区・8キロは、優勝を狙うチームが終盤まで集団でレースを進めるとラストスパート勝負で、2年ぶりの優勝を狙う樟南2年の三坂が、鳳凰2年の久保田に3秒差をつけトップでタスキ渡し。2区では、4位でタスキを受けた鹿児島城西1年の岡本が3人抜きの快走をみせ、トップに躍り出ます。

先頭が目まぐるしく変わる混戦のレースは、中盤でさらに動きます。
3区では、鹿児島実業2年の祝迫が3人抜きでトップにたちますが、4区・5キロ区間でさらに変動。1キロ地点での順位は城西・鹿実に続き17秒差の3位でタスキを受けた出水中央1年の池田。中間点までに一人交わして2位に浮上すると、残り500メートルで逆転。

(4区で出水中央1の池田がトップに立つ)

連覇を狙う鹿児島城西2年の三角を抜き、初優勝を狙う出水中央がトップに躍り出ます。

第4中継所で2位に18秒差をつけた出水中央はこのまま勢いに乗ると、5区の西川、6区アンカーの東とトップを譲ることなくそのままフィニッシュ。1時間34分57秒で初優勝を果たしました。

(初優勝のフィニッシュテープを切った出水中央2年・アンカーの東)

なお、男子2位はチーム最高位を記録した鹿児島、3位は鹿児島城西でした。

 

一方、14校が参加した女子は4区間14キロで争われました。
(オープン5チームを含む19チーム)

(4区間14キロで争われた女子は14校とオープン参加(黄ゼッケン)のチームが出場)

1区で、年末の全国大会・都大路で準優勝と悔しい思いをした神村学園2年の久保が、鹿児島2年・宇都に15秒差をつけトップでタスキを繋ぐと、その後、神村は1度もトップを譲りません。

(神村は全区間で区間賞を奪取 2区・田島から3区・野見山へのタスキ渡し)

底力を見せた神村学園は、4区間全てで区間賞を奪う完全優勝。
2位以下に1分以上の差をつける44分26秒で3連覇を果たしました。

(3連覇のフィニッシュは神村1年の上野)

2位は、初めての上位入賞となる鹿児島。3位は鹿児島女子でした。

(2位には男女ともに鹿児島が初の表彰台に立つ)

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