• シエルブルー鹿屋(自転車)
  • おおすみ・鹿屋から五輪・世界の舞台を目指す自転車のプロチーム Ciel Bleu KANOYA(シエルブルー鹿屋)応援コーナーです。

「鹿屋の青い空」Story7 2018年ルーキー 堀 航輝 選手

(チームカーの前で笑顔を見せる 堀航輝選手)

大隅・鹿屋から「世界」・「東京五輪」を目指して戦う、自転車のプロチーム シエルブルー鹿屋の今をお伝えする「鹿屋の青い空」。

今回は、今年チームに加入する(=ルーキー)堀航輝選手(今春・鹿屋体大卒/香川県出身)にお話を聞きました。
堀選手は、大学3年生の時(2016年)のインカレ・1kmタイムトライアルで日本一に輝くなど、実績を残してのプロ入りとなりました。

Q.プロになる今の心境は?

いままでは「学生」としてチームの為にという思いが強かったのですが、プロになると、そのときとは違うプレッシャーとか…勝たなければいけないという思いがあって、不安もあるんですが、伸び伸びとしっかりと頑張っていきたいと思っています。

Q.ワクワク感よりも、緊張感なんですか?

やはりプロ選手としては勝って、応援して下さる方に恩返しをしていかなければならないので、学生時代とは本当に違うプレッシャーを感じています。

Q.鹿屋を選んだ理由は?

短距離選手は、大学卒業後の進路としてトラック競技のプロチームが無く、競輪学校に進むか引退かという選択肢がほとんどだったんですが、自分が東京五輪を目指そうと考え始めたときに、シエルブルー鹿屋というチームが鹿屋にできて「ここしかない!」と思ったのがきっかけです。
何よりも、ロード練習の環境が良いこと、科学的な測定や筋力トレーニングができる環境(=鹿屋体大)も揃っていることが魅力ですね。

Q.人数が少ない中での練習に不安はないですか?

僕が競技者として大切にしているのが、「自分でライバルや目標を作ること」で自分の甘い部分を見つめ直そうということなので、そこは忘れずに練習に取り組んで行きたいです。
いまの目標は短距離のナショナルチーム(日本代表)入りで、その為には、日本トップの競輪選手にも勝っていくことが必要になってくると考えて練習しています。

Q.プロ選手としてしたい活動は?

自転車競技自体が、まだまだメジャーではないので、大会のボランティア活動だったり、自転車教室だったり、イベントに参加したりして、自転車競技をサッカーや野球に負けないぐらいメジャー競技にできるように頑張っていきたいです。
サイクリングイベントのときなどには、ぜひ話しかけて下さい!
短距離選手ならではの「坂の攻略法」など、優しくdelicious教えられればと思っています。

Q.ルーキーイヤーの目標は?

ナショナルチーム入りはもちろんですが、静岡で行われる全日本選手権の1kmタイムトライアルで、自分が大学3年生の時に出した記録を更新して、優勝することです。
正直言うと不安しかないのですが、プロになったので、今まで以上に自分に厳しく、やるからには体のケア・食事トレーニングなどからしっかりやって、結果を出して、チームや応援して下さる皆さんにいい報告がしたいと思っています。

Q.今後の目標は?

2020年の東京五輪に出ることが第一目標で、その中でもチームスプリントの「3走」で走ってメダルを獲りたいです!


話をする堀選手の表情は、これからへの「期待と不安」が入り混じっていましたが、「頂」に上る道はしっかりと見えているんだなというのを感じました。今年は2020年に続く大きな大会も控えています。鹿児島・鹿屋から世界を目指す姿、松木スポーツでは随時!お伝えして行きます。

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