ユナイテッドFCがアウェーで大きな白星

サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFCは、8月31日にアウェーでツエーゲン金沢と対戦し、目標のJ2定着に向けて大きな白星を手にしました。

ここまで20位と、J3自動降格圏目前のユナイテッドFCは、8位につけるツエーゲン金沢と対戦。
前半戦の対戦では0対3の完敗を喫した金沢に対し、立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けます。前半13分には、新加入のルカオが前線でボールをキープし牛ノ浜へ。ラストパスが八反田に通り、ゴールネットを揺らしますが、これはオフサイド。その直後、逆に金沢にスローインからウラを取られると、ゴール前にボールを入れられ先制を許してしまいます。

追いかけるユナイテッドFCは、前半18分に得意のサイド攻撃から五領が粘って折り返すと、ルカオが狭い右サイドに落ち着いて決め同点に。さらにその3分後、チームが精度を高めているゴール前での短いパスの交換で、八反田・五領とつなぎ、最後は枝本が決めたった8分で逆転。2対1で試合を折り返します。

金鍾成監督のハーフタイムの指示は「追加点」でした。
J2定着につながる「勝点」を奪うために守備よりも攻撃を…後半に入っても走り負けず、攻撃の姿勢を貫き続けたユナイテッドFCは、最後まで1点のリードを守り2対1で逆転勝利を収めました。

ユナイテッドFCのアウェーでの白星は5月中旬以来、3ヶ月半ぶり。
アウェー戦14戦の中での2勝目と、大きな白星となりました。

次の試合は9月7日。アウェー3連戦の最終戦で、今季ともにJ2に昇格した19位のFC琉球と対戦します。

関連記事一覧