11月17日 MBCスポーツ

【 本日のラインナップ 】

 

▼Weekly Sports


 

▼Ole! United!
(鹿児島ユナイテッドFCの応援コーナー)

第41節 vs 水戸ホーリーホック 戦  【試合結果:1-0 勝利】

昨日行なわれたのは明治安田生命J2リーグ第41節。ホーム最終戦!!!
この試合をその目で見届けようと、白波スタジアムには7,691人の観客が詰めかけました!
プレーオフ進出をかけ挑んできた、ここまで4位の水戸ホーリーホック相手に1-0で見事勝利―!!!
いやーー、ホーム最終戦で格上相手に無失点で勝利!魅せてくれますねー!

今回、ホーム最終戦ということで、選手入場の際には、バックスタンド全体を使ってのコレオグラフィーの演出がありました。紺と白のコントラストで、大きな「SURVIVE(サバイブ)」の文字が作られました。実はこれ、サポーター団体の方々がSNSで呼びかけて、当日の朝8時過ぎから、集まった有志のファンサポーターと一緒に準備をして下さったよう。
昨日は桜島もくっきり見えて、青空にも生えて素晴らしいコレオグラフィーでした。
これを見た選手たちも、試合後に感謝の想いを口にしていました。

試合に戻りますが、昨日の試合、ゴールを決めたのは先発出場FWの韓勇太選手でした。
ようやくこの人のハングリー精神がゴールに繋がった試合。
試合開始から、予想通り相手にボールを握られる展開が続きましたが、
前半9分、最終ラインのDF堤選手が、前線の酒本選手へ入れた一本のロングパス。
このパスをきっかけに、徐々に、ユナイテッドペースで試合が動き始めました。
セットプレーから再三のチャンスを作るなど、徐々にゴールを匂わせながら、、、、、
前半終了間際の44分のCK、五領選手がアウトスイングで中に送ったボールを、
ニアサイドで待っていた韓勇太選手が頭で合わせ、見事先制ゴール
後半は、攻撃のギアを上げてきた相手に、押される場面も多くなりましたが、全員で体を張った守備、
また、代表選で不在のGKアンジュンス選手に代わって出場した大西勝吾選手が好セーブを連発し、
1-0の無失点で完封勝利をおさめ、勝ち点3を手にしました。
ただ、同じく昨日 長崎と戦った21位の栃木SCも勝利したので、まだ残留決定とはなりませんでした。
42節最終戦で、栃木の結果がどうであれ、ユナイテッドが引き分け以上で残留が決まります

〈 横顔ユナイテッド 〉

今回横顔に迫ってきたのは、背番号33番ベテラン田上裕選手。

鹿児島市出身1986年生まれの33歳。
ユナイテッドの前身のクラブの一つFC KAGOSHIMA時代から鹿児島のサッカーを支えてきた重鎮。「ミスター鹿児島」といえば、誰もがこの人の名前を挙げるでしょう!
この人がピッチに立つと、一気に会場のボルテージが上がる。魂のこもったプレーで魅せてくれる。また、試合中、敵味方関係なく、傷んでいる選手に積極的に手を差し伸べる姿が印象的。プレーにもその人間性が現れます。

そんな田上選手の目にJ2の舞台はこう写っているようです。
「小さい頃から夢見てきた舞台にやっと来れたという感無量の気持ちがある。それと同時に、もっと上手くなりたい。もっと試合に出たい、そんな向上心みたいなものが生まれてきましたね。」

まだまだ、サッカーへの情熱が止まらない田上選手。田上さんが情熱を燃やし続けられるのには、こんな思いがあるからなんです。
「ここに来るまでこのチームの一番最初から携わらせてもらって、正直今はもう、自分のためにというか、ここまで応援してくれた人たちのために恩返しという意味でも、気持ちのこもったプレーが出来たらいいなと思っている。だから、もっと上手くなりたい。もっと成長したい。チームを強くしたい、もっと愛されるチームにしたい。色んな想いが止まらないくらいに出てくる。ファンやサポーターの皆さんはもちろんですけど、これまで在籍してくれた選手たちが自分の身を削ってチームのために戦って基盤を作ってくれたからこそ今がある。だから、そんな仲間たちのためにもサッカーさせてもらえるうちは、頑張らなければいけないと思うし、責任みたいなものも感じています。」

こんな言葉が出るのは、当時の仲間やファンサポーターと一緒になって、苦しいこと厳しい環境を経験しながら戦ってきたからこそなんだと感じます。

「最終戦まで、出る出ない関係なく、選手たちがいつも以上に頑張れるように声掛けをしたり、これまで在籍してくれた基盤を作ってくれた仲間がいたこと、支えて下さっている多くの方がいること、だからちゃんとJ2に残していかないといけないという責任感みたいなものを言葉にして伝えて、選手たちの熱をいつも以上に高めていきたい。もちろん、試合に出たら最後の笛が鳴るまで、諦めずに自分らしく我武者羅にプレーして、沢山の人に元気を与えたい。死に物狂いで戦いたい。」こう話していました。

やはり、この方の熱く優しい人間性が止まらない。
田上選手がサッカーする姿を、まだまだ見ていたいし最後の最後まで応援していきたいなと感じました。

また今回は、選手たちから上がった「おしゃれ坊主」のお手入れの手軽さ、
5人のお子さんとの普段の生活の様子など、横顔にも丁寧に答えて下さいました。

もしも1日だけなれるなら誰になりたい?という、お決まりの質問。

田上選手が選んだ方は、同じくベテランの 酒本 憲幸 選手でした。

羨ましいなーと思う人に久々に出会ったなーと感じる。
 あんな風に大らかで大きな器の人になりたいなーと、シンプルに凄いなぁと思うのが酒本選手ですね。

私からしてみたら、酒本選手と同じように田上選手も選手達にも慕われて、十分大らかで大きな器をお持ちの方だと思いますが、どんな相手にもリスペクトの精神がまだまだ止まらないところも、周りのみんなを魅了している姿なのかもしれません。

ぜひ、ラジコのタイムフリー機能で皆さんもお聞きください。


 

▼GO!GO!レブナイズ
(鹿児島レブナイズの応援コーナー)

今日は、久々に選手がスタジオに来てくれました!!!

背番号8番 玉田 博人 選手

昨日と一昨日の二日間、アウェイ埼玉県越谷市でここまで10位の東京サンレーブスと戦ったレブナイズ。

結果は、
一昨日15日(金)レブナイズ 99 対 87 東京サンレーブス 勝利
 昨日16日(土)レブナイズ 91 対 88 東京サンレーブス 勝利

今シーズン初めての連勝を果たしたレブナイズ。
この結果 前節から順位は変わらず9位ですが、対戦成績を6勝9敗とし、勝数を増やしました。

ここまで、初日に勝って二日目で負けることが多かった。でも今回、初日に勝った後に、チーム全員が次の日に気持ちが向かっていた。」と話した玉田選手。

その要因について、一日目の試合後のミーティングで、いろんな意見が出た中で、今日勝って満足ではなく、明日もあるから今日の勝ちは勝ちで、また切り替えて明日に望もう。という意見が出たことが大きかったから、共通認識を持ってチーム一丸となって次の日に繋げることができた。」と、話していました。

チームとしても、確実に成長してきていると、今回試合結果で示したレブナイズ
次の試合でも、連勝の期待が高まります。

次戦は、ホーム戦。
11月22日・23日に、ここまで(11/17現在)11位の金沢武士団(カナザワサムライズ)を迎えて指宿総合体育館での試合。次節も熱強応援していきましょう!


 

▼イチオシ
(今回は、赤塚のイチオシをお伝えしました^^)

お伝えしたのは、子供たちのストリートサッカー大会

昨日、鹿児島市浜町のかんまちあで行われたMBCラジオまつりと同じ会場で、
MBC第16回KFAストリートサッカー大会が開催されました。
今年は、奄美からの招待チームを含む県内全12の小学生チームが参加し、熱戦を繰り広げました。

私、今回は朝一の開会式からお手伝いをさせてもらって、試合の実況も行ったりしていたんですが、、まぁ、おもしろい!!!ストリートサッカー!

まず、大きな特徴が、“エアコート”と呼ばれるエアークッションの壁で囲まれた専用の特設ピッチ。横20メートル、縦15メートル、ピッチの周りはぐるっと一周、2メートル程の高さまでエアークッションとネットの壁で囲われています。なので、ほとんどボールが外に出ることがない。
そして、この壁をうまく利用すれば、選手同士のパスワークだけでなく、わざと壁に当てて跳ね返ったボールを自分で拾ってプレーすることもできる。個人技の見せどころでもあり、また、跳ね返ったところに仲間がいれば、連携して戦略的に試合を進めることもできる競技なんです。

そして、試合時間と出場人数が少ないことも通常のサッカーと違うところ。
今回の大会ではキーパー含め5対5での対戦。試合時間は7分で行われました。
先に紹介したように、横20メートル、縦15メートルと狭いコートではあるが少ない人数で戦うので、これ、意外と、、きついんです。。。

今回、予選リーグから始まり、計19試合が行われました。
決勝まで進んだチームは、1日で5試合を戦っているので、流石に試合後の選手達、ちょっと疲れも見えていました。

参加した子供たちに話を聞くと、「壁があるところが楽しい。壁に当ててワンツーでもう一回自分でボールを持ったりできるのが楽しい。でもコートが狭いからドリブルがちょっと難しい。5人だからキツイ。」と、素直な答えが返ってきました。

また、男の子だけでなく、女の子も入り混じる混合チームもありました。
女の子だって、豪快なミドルシュート、体を張った好セーブ、男の子にも当たり負けすることなくドリブル突破をしたりと、光るプレーがたくさんあった。

将来ユナイテッドで活躍してくれる未来のJリーガーなでしこがここから生まれてほしいなーと思った1日でした。
因みに今回優勝したのは、奄美から招待枠で参加のFC龍郷チームでした。

参加した選手の皆さん、お疲れさまでした。熱戦にとても元気をもらいました。

 

お送りした曲は、

1.へべれけ宣言/C&K

2.どうにもとまらない/山本リンダ

3.シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!/テイラー・スウィフト

4.ノーチラス/ヨルシカ

以上、4曲でした。

来週のMBCスポーツも、皆さんからのメッセージお待ちしていまーす^^

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