3月6日 気になるトピックス

★ 東京マラソン

鹿児島出身のワコール・一山麻緒選手が出走しました。東京都庁をスタートして、東京駅前をフィニッシュ地点とする42.195キロ。エリート選手と呼ばれるトップランナーと、3年ぶりに市民ランナーも参加して、合わせておよそ2万5000人のランナーが、東京の街を駆け抜けた。

 

(男子)世界記録保持者の、ケニアのエリウド・キプチョゲが、2時間2分40秒の大会新記録で優勝。10キロ過ぎで、先頭集団を先導する2台の白バイのうちの1台がコースを間違えてしまい、それに選手もついて行ってしまい、10秒以上のロスタイムが生じてしまうアクシデントもあった中で、37歳のキプチョゲが、日本国内開催のレースの最高記録を1分18秒も更新する好走を見せた。日本勢では、富士通の鈴木健吾の4位が最高。日本記録保持者の鈴木は、2時間5分28秒、自身の持つ日本記録に32秒及ばなかったが好記録での優勝。

(女子)世界記録保持者のケニアのブリジット・コスゲイが2時間16分2秒の大会新記録で優勝。ワコール・出水中央高校出身の一山麻緒 が6位で、日本勢・最高。

東京オリンピックでも8位入賞した一山選手は、2時間21分02秒の記録をマークした。

 

ご存じのように、男女・日本勢トップだった鈴木選手と一山選手は夫婦。昨年12月1日に結婚を発表した。今回、夫婦合計タイムが、4時間26分30秒。ケニア人夫婦が持つギネス記録を更新したという「ほほえましい」情報もあった。

 

今年は、新型コロナウイルスの流行で、中止される大会が相次ぐ中、すべてのランナーにPCR検査を義務付け、スタート直前までマスクを着用、密集を避け、グループごとに分けて時間差でスタートするなど、対策を講じて、実施した。今回の東京マラソンは、7月にアメリカ・オレゴン州で開催される世界陸上の代表選考も兼ねており、夫婦での代表入りに向け、大きく前進した。

 

 

★ 北京パラリンピック開催

北京パラリンピックが、おととい4日に開会式が行われて開幕した。今回は46の国と地域から、564人の選手が出場して、6競技78種目で 13日まで行われる。

今回は、ウクライナに侵攻したロシアと、同調するベラルーシの選手が除外されるなど

戦争下での開催となった。障がい者スポーツの祭典の開会式は、入場してくる選手たちがピースサインをしたり、拳を突き上げたりしていた。平和へのメッセージが、静かに訴えられる形になった。国連でも「五輪休戦決議」という、少なくとも開催期間中は休戦するという決議にも違反していることになって、スポーツ界でも、ロシアへの国際的な批判は強まっている。日本からは、男子21人、女子8人の29選手と ガイド1人が出場。

アルペンスキー、ノルディックスキー距離、バイアスロン、スノー-ボードの4つの競技で

メダルを目指していますが...早速、今日、日本人メダリストが生まれた。

女子スーパー大回転(座位) 村岡桃佳 金

女子滑降          村岡桃佳 金

男子スーパー大回転(座位) 森井大輝 銅

男子滑降          森井大輝 銅

 

★ 3月18日に開幕するセンバツ高校野球。春の甲子園。

鹿児島からは、大島高校が出場。左のエース大野稼頭央投手を中心に、奄美大島で育った選手たちが、夢の舞台・甲子園の土を踏む。秋の九州大会でも準優勝と、今年は実力十分。活躍が期待されるが、その組み合わせ抽選会が、4日(金)に行われ、大島の初戦の相手が決まった。初戦は、大会5日目、第2試合、茨城・明秀学園日立と顔を合わせる。

明秀日立は、センバツ甲子園は、4年前にはベスト16に入ってます。4年ぶり2回目の出場。強打者もいて、高校通算20ホームランの武田選手、石川ケニー選手の2人を中心に強打のチームと言われている。右のエース、猪俣投手も好投手で、関東大会でもエラーがない堅守のチームだ。

兵庫県も「まん延防止等重点措置」が適用されているということで、今のところ、1日の入場者の数は2万人までということになっている。

 

★ 女子プロゴルフ ダイキンオーキッドレディース

女子プロゴルフツアーの開幕戦・ダイキンオーキッドレディースは、沖縄県の琉球ゴルフクラブで開催されて、今日が最終日。残り3ホールまで大混戦。今日、トップで迎えたのは、韓国のファンアルムと渡辺彩香。ファン、渡辺は、16番でボギーとスコアを落とす中、前の組の西郷真央が追い上げる。昨年、19歳で臨んだ西郷真央は、最終日に悔しい思いをしたが、今年は、最終日は5打差8位タイからのスタート。のこり2ホールでチップインでトップに立つ。結局6バーディー、1ボギー67で回り、通算10アンダーで優勝した。昨シーズンは、2位が7回もあってなかなか勝てなかったが、ついに悲願の優勝を手にした。

鹿児島出身の 勝みなみ は、最終日、優勝した西郷と同じ5アンダーの8位タイから逆転を狙ったが、伸ばしきれず、7アンダー4位タイでフィニッシュした。県勢・横峯さくらは、予算落ち、2日間で姿を消した。

 

【ウィークリーニュース】

〇 米男子ゴルフ第三日目 松山、58位に後退

〇 元プロ野球選手、衆議院議員 三沢淳さんが死去

〇 ロシア、パラ外受け、ソチで特別大会開催へ

〇 ハース自動車F1 ロシア人ドライバー契約解除

〇 W杯ジャンプ男子第23戦 小林陵侑は6位

〇 W杯ジャンプ女子第16戦 高梨沙羅は3位 オプセトが初V

 

【本日、流した音楽】

M1:群青 / YOASOBI

 

 

 

 

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