【レゴweek4日目】鹿児島市の世界遺産・尚古集成館へ♪
ポニー1号から薗田です☺
今日は、レゴブロック展でもミニモデルが展示されることになった、鹿児島市の世界遺産・尚古集成館へ行ってきました!
お話を伺ったのは尚古集成館の学芸員・山内勇輝さんです♪
鹿児島市には「旧集成館」「寺山炭窯跡」「関吉の疎水溝」の3つの構成資産があり、その中の旧集成館は「旧集成館(反射炉跡等)」「旧鹿児島紡績所技師館(異人館)」「旧集成館機械工場(尚古集成館本館)」の3つの総称です。知っている方も多い場所ですが、改めて、尚古集成館はどのような場所なのか、伺いました!
主に島津家の歴史を紹介している博物館で、1865年(慶応元年・江戸時代)に旧集成館機械工場を利用して作られたそうです!幕末、薩摩藩は西欧列強の軍艦から自分の国を守る為に、鉄の大砲や、外国人へプレゼントする薩摩切子等を作る為の工場を仙巌園(島津の庭)に作っていました。それが尚古集成館なんです!
尚古集成館といえば、横に長~いイメージですが、横幅の全長は77mあるそう!!実は、ペリーが乗ってきた黒船が76mということで、大体同じぐらい😳関係性があるという説はないようですが、ペリーはこのぐらいの船に乗っていたのか・・・と考えたら面白いですよね😁山内さんが他の歴史と結びつけてお話をしてくださるので、話を聞いているだけでワクワクしました♪
今も残っている洋風工場建築では最も古い建築物ということですが、モデルは長崎製鉄所なんだそう!!しかし、見た目だけを真似て、中の作りは日本建築の部分が多いそうで、屋根の骨組みだったり、また、外の壁の下の方には亀腹石があったりと、洋風の中に和の要素も沢山あるそうです!
今回のレゴブロック展では、マスタービルダーの方からの依頼で、尚古集成館の平面図面、外観写真等の提供等をしたそう!
昨日、山内さんも実際に尚古集成館のレゴブロックを見たそうですが、毎日のように尚古集成館を見ている山内さんも驚く程、亀腹石や、外の貯水池、入口のアーチや看板等、細かく再現されいてビックリしたとのこと😳
開催期間中は尚古集成館についてのギャラリートーク等を行う予定だそうです♪レゴブロック展へ行くのがますます楽しみになりました☺