おてらおやつクラブ
お寺にお参りに来る方々が持ってくるお供え物を、お参りが終わった後に仏様のおさがりとして、経済的に困難な家庭にお届けする『おてらおやつクラブ』という活動をしているそうです。なかには寄付としてお米などを預ける方もいるそう。
おてらおやつクラブの活動を通じて、貧困問題の解決や地域の見守りを目指しています。
コミュニティスペースを整備&健康経営
妙行寺にはコミュニティスペースを設けています。グリーフサポート(大切な人を亡くした方の気持ちに寄り添い、前に進むお手伝いをする)や、ヤングケアラー・障害者支援などについて語り合う場となっています。
誰でも気軽に集える環境を作り、地域の人々の生活に密着した安心できる拠り所となっています。
週休3日制を導入しようとしていたり、人材育成のためスキルアップ制度を導入したりなど、職員の健康や満足度の向上にも努めています。
2022年には、健康経営優良法人に認定されました。
るる’s eye
妙行寺だけでなく鹿児島県全体のお寺が地域との交流に積極的です。
若手僧侶を中心に、お寺を身近に感じるイベントも実施しています。
安心できるより所になる
妙行寺 住職 井上從昭さん
「妙行寺では、地域の皆さまに集まっていただくための色んな行事や集いを開催しています。」
「寺院というと『気楽に入りにくい場』『縁遠い存在』というイメージがあるかもしれませんが、皆さんが集うことができ、いろんな方と繋がりをつくることができ、大切な学びができお互いが育ちあうことができる場であると思っています。」