いろは歌

いろは歌「し」(42番目の歌)

今日は、いろは歌の42番目の「し」の歌をご紹介します。

舌だにも 歯のこわきをば 知るものを 人は心の からましやは

まず、言葉の意味から。

  • 「舌」とは、口の中にある「舌」のことです。
  • 「歯のこわき」とは、歯は強くて、固いという意味です。
  • 次に、「人は心の からましやは」の「無からましやは」の意味は、無ければならない言う意味です。

舌だにも 歯のこわきをば 知るものを 人は心の からましやは

歌の意味です。

舌でさえ 歯が固くて強いことぐらいは知っているので、決して歯から噛まれることは無い。
ましてや、人ともあろうものが相手を見る心が無くて良いのだろうか?いや、なければならない

と言った意味で、よく相手の立場を考えて、気持ちを察するよう心がけることが大切だと諭しています。


舌だにも 歯のこわきをば 知るものを 人は心の からましやは

この歌 あなたの明日のお役に立てれば幸いです。
では、今日も、鹿児島のこの言葉でお別れしましょう。また明日。毎日めにっごわんそ!

いろは歌「み」(41番目の歌)前のページ

いろは歌「ゑ」(43番目の歌)次のページ

関連記事

  1. その他

    お便り紹介&メッセージ募集

    今週は、まず番組宛にいただいたメッセージからご紹介しましょう。RN…

  2. 薩摩の教え

    自顕流

    明治維新から150年の今年、維新の力を生んだ「薩摩の教え」を改めて皆さ…

  3. 薩摩の教え

    西郷南洲遺訓 第21条「己に克つ」(前半)

    「西郷南洲遺訓」から、今日と明日は2日にわたって、「敬天愛人」という言…

  4. 夏休みこども企画

    夏休み子ども企画「家庭の中の薩摩の教え」①

    今月は、夏休みこども企画ということで、子供たちの元気な声をお送りしてい…

  5. 薩摩の教え

    せごどんの遠行②

    今週は9月23日(日)に行われた「せごどんの遠行」の模様をお送りしてい…

  6. 薩摩の教え

    薩摩琵琶の継承~濱田眞民さん④

    今週は、薩摩琵琶制作の復活への思いと活動について、薩摩琵琶制作研究の会…

PAGE TOP