今月は、夏休みこども企画ということで、7月21日に行われた「三州親善 日新公いろは歌かるた取り大会」の模様をご紹介しています。
この大会には薩摩・大隅・日向の3つの地域から、九つの小学校が出場しました。お隣の宮崎県からも2つの小学校が参加してくれましたが、そのうちの一つ、都城市の上長飯小学校のみなさんに、お話を聞きました。
(上長飯小のみなさん)「楽しかったです。みんなで協力して、札を一枚でも多くとろうとするのはとても楽しかったです。3枚取れた。まあまあです。」
「難しかった、色ごとに分けれてないから。枚数が多くて。みんな頑張ってて、結果はちょっとダメだったけど、頑張っててよかったです。」
実はみなさんは普段、札が5色に色分けされている「5色百人一首」をしているそうです。なので、色の話が出たんですね。引率していた徳丸先生にもお話を伺いました。
(上長飯小・徳丸先生)「普段はこの人たちは百人一首のクラブでやってるんですよ、放課後に。その中で、かるたつながりでこちらのかるたとり大会の推薦があって、みんなに聞いたら行ってみたいということで、今日の大会の準備をして、時間はなかったんですが、合間にちょっとずつやって今日を迎えました。
百人一首は単なるゲームとしてやらせてるんですが、これ(いろは歌)は、一つ一つの歌の意味というか、そんなのをもう少し入れてやると真剣味も違ってくるかも…と、今日初めてほかの学校を見て、私もわかった気がします。
今日いろいろ改めて聞いて、一つ一つの教えとか、やさしさだったり、潔い生き方とか、そういうのに触れるには意味を伝達し、教える機会があるのは大事かなと思ったので、これを機会に私も勉強しなおしかなと思いました。」
なるほど。今回の大会をきっかけに、宮崎でも、いろは歌かるたを通じて、薩摩の教えが広がっていくかもしれませんね。
明日は、加世田小のみなさんの登場です。