TOYOTA街角ステーション「パティスリーフレンチブルー」

今週もお付き合い頂きまして、ありがとうございました!

トヨタ街角ステーション、レポーターの鶴園直子です。

このコーナーでは、ドライブ途中におすすめのテイクアウトグルメをご紹介しています。

2月に入り、もうすぐバレンタインデーもやってきますねー。

皆さん、ご準備されていますか?

今回はせっかくなので、ちょっと贅沢なチョコレートスイーツをご紹介します!

今回伺ったのは、鹿児島市草牟田町。

伊敷中学校近くにあるお店「パティスリーフレンチブルーです🍰

ゆったりとした店内には、

見た目にもおしゃれなケーキや

焼き菓子、

アイスキャンディーなど、

私がざっと数えただけでも、70種類ほど並んでいました。

こちらのお菓子は、とにかく見た目がきれいなんです!

シンプルながらもスマートで上品で、とってもおしゃれ✨

まるでフランスのパティスリーのようです。

これを手掛けるのが、オーナーパティシエ彌勒英樹さん。

東京の製菓学校で学ばれた後、東京の洋菓子店や、フランスのパティスリー、

県内の有名ホテルで腕を磨かれた職人さんです。

そんな彌勒さんが、

毎年バレンタインデーに向けて1か月だけ手掛ける、とっても特別なお菓子があるんです。

それが今回ご紹介するスイーツ、

その名も「テリーヌドショコラ」・・・とにかくプレミアムなチョコレートスイーツなんです🍰

チョコレートと卵、バター、砂糖を合わせた生地を、

長細いパウンドの型に入れて焼き上げた、チョコレートケーキです。

例えるなら、ガトーショコラの濃厚版!

くちどけなめらかな、ワンランク上のガトーショコラです。

でも!

通常のガトーショコラとはまるで食感が違います。

ガトーショコラとの違いは、材料に小麦粉が入っていないこと。

作る工程も少し違って、

生地をふわっとさせて焼くので、気泡が入った感じのケーキになります。

逆にテリーヌドショコラは、生地に空気が入らないように仕上げるので、

食感はねっとりとして濃厚。ぎゅっと詰まった感じの生地になっています。

切った断面は、まるで鏡のようにピカピカ✨

 

それくらいきめが細かくて、なめらかなんです。

このテリーヌドショコラの特徴は、何といっても「なめらかなくちどけ」。

このくちどけの良さの秘密は、

生地に空気が入らないように、よく混ぜることなんですって。

材料のチョコレートやバターは油分、そして卵は水分。

油分と水分はどうしても分離してしまうのですが、

これ空気が入らないように、丁寧に丁寧に混ぜ合わせることで乳化させて、

材料全てを1つの生地にするんですって。

しっかりと火を入れながらも、レア感を感じる、

しっとりねっとりとした食感に仕上がります。

例えるなら、焼いた生チョコのよう。

フォークを入れた時は結構ずっしりと感じるのに、

口に入れるとうそみたいに軽く、ふわーっと気持ちよく溶けていきます。

このくちどけはすごいです、本当に。

1番のこだわり、それはとにかくおいしいチョコレートを使うこと!

通常のチョコレートより、若干カカオ分の高いものを選んでいるそうなんですが、

彌勒さんにお尋ねしたところ、

フランスヴァローナ社の、エクストラビターというブラックチョコレートを、

贅沢に使って作っていらっしゃるそうです。

チョコレートは産地や種類によって、味や風味が変わりますが、

このお菓子に使っているチョコレートは、いい意味でくせのないチョコレート。

ほろ苦さもありながら、酸味も繊細で、ある意味王道のチョコレート。

・・・大きな声では言えませんが、結構いいチョコレートを使っています。

チョコレートはどっしりとした感じなのですが、

口の中からチョコレートが消えた後も、

カカオの香りの余韻が心地よくて、

なんとも贅沢な気分にしてくれます。

ちなみに、弥勒さん的おすすめの食べ方は、

冷蔵庫から出し立てを食べるのではなくて、

冷蔵庫から出して、少し時間をおいてから食べること。

そうすると、よりくちどけが良くなって、風味が立ち、美味しく味わえるのだとか。

ゆっくりとエスプレッソ☕でも入れながら、贅沢な時間を楽しんで頂きたいとの事。

なんて優雅・・・。

このくちどけは、ちょっと忘れられなくなるかも・・・。

皆さんも1度、このくちどけを味わってみてはいかがでしょうか?

場所のご紹介

<場所> 鹿児島市草牟田町。国道3号伊敷中入口交差点を、伊敷中学校の方へ入るとすぐのところ。

<営業時間> 朝10時~夕方6時

<定休日> 火曜日

<お値段> テリーヌドショコラ 1本2200円(6~8人分位はありそうです)

<お問合せ>  099-295-3469

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