【#6】焼きたてのパン マドンナ 田代梨沙さん
今週もお聞き頂きましてありがとうございます!
「日本を元気に!あなたの街のささえびと」レポーターの、鶴園直子です!
このコーナーでは、「私たちの日常を支える人」すなわち“ささえびと”。
地元や地域、街を盛り上げ、元気にしようと頑張っている“ささえびと”をご紹介します。
今週は、「地域の子供たちの胃袋を支える人」、ご紹介しました。
今回のささえびとは、
薩摩川内市平佐町にある、焼きたてのパン マドンナの店長、田代梨沙さんです。
実はこのお店、学校給食では欠かせないパンを作っているお店なんです。
🍞いつごろから学校給食を作っていらっしゃるんですか?
創業したのは終戦後の昭和23年なんですが、
給食パンを作り始めたのは、昭和32年なので、今年で64年になります。
🍞毎日どれくらい作っていらっしゃるんですか?
薩摩川内市の23校と、いちき串木野市の16校に、給食パンと、あとごはんも作っているんですが、
合わせて1日あたり、およそ6300~8800食作っています!
🍞今、給食のパンもいろいろな種類あるみたいですねー?
給食といえばコッペパンというイメージがあると思うんですが、
それ以外にも「多様化パン」といって、米粉パンやミルクパン、黒糖パン、チーズパン、
地元のおいもを入れた紫芋パン、ナンなど、たくさんの種類があります。
年度末には、子供たちに人気のメロンパンや、チョコチップパン、
あとはバーガーパン🍔や縦割りコッペパンがお惣菜をはさめるので、これも人気です。
🍞マドンナの給食パンのこだわりってどんなところですか?
給食パンもごはんもなんですが、すべて当日製造にこだわって毎日作っているところです。
🍞その日に焼いたパンが、給食に出てくるって、おいしいでしょうねー?
当日パンは、まだ水分が抜けていないので、とてもしっとりしていると思います。
特に米粉パンみたいなもちもち感のあるパンはなおさら、そう感じると思います。
ほんのりとした温かさが残っているところも、おいしさの秘密なんじゃないかなーと思いますね!
🍞食べた子供たちや先生たちの声って、伝わってきたりするんですか?
はい!当日製造の学校給食パンは珍しいそうで、違う街から赴任してきた先生が、
ここの給食パンを食べて「ここのパンはおいしい!!」と言って下さるそうです。
また、バーガーパンやミルクパンなど、特にうまく膨らんだ日は、
配送するドライバーに、子供たちや給食センターの方が「おいしかったよー!」と声をかけて下さるそうで、
私たちもやりがいを感じています!
🍞これからどんな風に学校給食と関わっていかれたいですか?
子供たちの食べ物は、命にかかわることですから、そこは重く受け止めつつも、
社会科見学などを通して、地元の子供たちと触れ合っていければと思います。
また、当日製造パンは失敗が許されない、とても大変な作業なんですが、
まず給食として「安心・安全」を第一に、当日ならではの「ホカホカほくほくのパン」を味わってもらって、
シンプルに「人に喜ばれること」を目指したいです!
ホカホカほくほくのパンが給食に出てくるなんて、
幸せですよねー!🤤💖
マドンナの皆さん、これからもおいしい給食で、
子どもたちを元気にしてくださいね!
田代さん、お昼のお忙しい中、お話ありがとうございました。