「森山家歴史探訪と花見そぞろ歩き」姶良市加治木町で歴史とロケ地を堪能!

今週末3月3日(土)に姶良市加治木町で開催される「森山家歴史探訪と花見そぞろ歩き」について、姶良市教育委員会 深野 信之さんにお話をうかがいます。

「森山家歴史探訪と花見そぞろ歩き」とは?

「森山家歴史探訪と花見そぞろ歩き」姶良市加治木町で歴史とロケ地を堪能!

姶良市加治木町の史跡や名所を回るウォーキングイベント。姶良市観光ボランティアガイド会のガイドさんのお話を聞きながら楽しくゆっくり歩きます。

姶良市の東側、加治木町日木山地区を中心に回ります。
加治木駅を基点に「ほほえみの田の神」といわれる日木山里の田の神、県指定文化財の日木山宝塔、大河ドラマのロケ地となった精矛神社、日木山川沿いの菜の花ロードを通り、国の登録文化財森山家住宅を見学します。全行程約4kmです。

「森山家住宅」

江戸時代から明治時代にかけて、鋳物業で繁栄した豪商・森山家の住宅。敷地内には主屋・土蔵・旧作業場の3棟の建物があり、すべて国の登録文化財。主屋と土蔵は今から114年前の明治37年に建てられた建物で、旧作業場は島津斉彬公が嘉永4年に興した第1期集成館事業の建物を移設したという言い伝えがあります。

森山家は加治木鍋屋という名前で古文書には登場し、日当山温泉に向かう西郷隆盛が立ち寄ったといわれています。また、磯の集成館で大砲づくりに関わっていたことも古文書に書かれていることから、幕末から明治維新にかけて活躍していたことがわかります。現在、土蔵が展示室になっており、鉄瓶などの鋳物製品やその鋳型、古文書などを見学できるのも、このイベントの見どころの一つ。

イベントスケジュール

午前9時スタート JR加治木駅前に集合
※お車でお越しの方は駅横の駐車場へ係がご案内
12時頃終了 小雨でも実施。際は雨具をご用意ください。
中止の場合は当日の朝までにご連絡いたします。

お問い合わせ

主催 姶良市役所加治木地域振興課
電話 0995-62-2111
参加料 200円
定員 30人

「森山家住宅」について

ちなみに、「森山家住宅」の外観はいつでも見学できますが、内部を見学される場合には、事前予約が必要。予約いただければ、市職員または歴史ボランティアガイドが現地で解説してくださいます。

見学時間 平日の午前9時から午後5時まで
予約について 希望日の2週間前まで市教育委員会社会教育課文化財係まで連絡が必要
申込先 姶良市教育委員会社会教育課文化財係
電話番号 0995-62-2111

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