仏たちへの思い 清泉寺跡を訪ねる
毎月、第一水曜に登場してお出かけ情報をご紹介くださるのは、「鹿児島よかもん再発見」の野田卓也さん。
今回のお出かけスポットは、鹿児島市下福元町の清泉寺跡(せいせんじあと)。
ここは5世紀に、百済、現在の朝鮮半島から来日した、日羅(にちら)によって建立されたといわれる寺の跡。日羅は今昔物語などでは、聖徳太子が教えを乞うたお坊さんと言われているとか。
貴重な摩崖仏などのほか、奥には島津大和守久章公のお墓がある。
野田さんいわく、「県内どこの寺跡もそうですが、もしこのお寺が残っていたら、どんな景色が広がったのかとか、摩崖仏を彫った当時の人々はどんな思いで彫ったのかとか、そんなことを感じてほしい」。
■清泉寺跡へのアクセス方法
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鹿児島交通 向原(むこうばら)停留所から歩いて約10分。
清泉寺跡への入口は金網で閉められているが、鍵はなく出入り自由。
駐車場は2台分ほどある。
今日紹介した内容は、ホームページの上部にあります「観光スポット」のカテゴリーから、「史跡」、「鹿児島の寺跡」を選ぶと探しやすい。