TOYOTA街角ステーション「割包(パオ)はしぐち」
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました!
トヨタ街角ステーションレポーターの鶴園直子です。
このコーナーでは、
ドライブ途中におすすめのテイクアウトグルメをご紹介しています。
今回は、どんどん寒くなってくるこれからの時期にぴったりの、ホカホカテイクアウトをご紹介しました。
今回ご紹介するお店は、
日置市伊集院町下谷口、向江町商店街にある「割包(パオ)はしぐち」です。
こちらは地元で40年以上親しまれているお寿司屋さん「寿しのはしぐち」が、
冬季限定でオープンする「パオ」のお店なんです。
詳しいお話を、山内奈生己さんにお伺いしました。
パオというのは、正式にはグァパオ「割包」といいます。
半月型のふわふわの白い蒸しパンにお肉と漬物を挟んだ、台湾式バーガーのこと。
台湾では、この半月🌓の形がお財布に似ていることから、
「金運が上がる縁起の良い食べ物」として人気があるそうです。
実はつい先日までは、夏季限定のかき氷🍧を販売していました。
私も昨年おじゃましまして、この人気のかき氷を番組でご紹介をさせて頂いたのですが、
冬場に何か売れるものはないかと考えた山内さん・・・。
お店の和食で常備している食材を使って、何か珍しいものが出来ないかと思いついたのが、
「パオ」でした。
コロナ禍で大変な時だからこそ、
皆さんに縁起の良いものを食べて頂いて、笑顔になって頂きたいとの想いから、
先日11月1日に、冬季限定でオープンしました。
寿しのはしぐちは、その名の通りお寿司屋さんですが、
和食の職人さんが手掛ける、和食会席が人気のお店でもあります。
そんな腕利きの和食の職人さんが作る、寿しのはしぐちならではのパオがこちらのお店の特徴です。
種類は3種類あります。
黒糖でじっくりと煮込んだ豚の角煮を使った「とっろとろ厚切り角煮のパオ」、
和食でも使っている美味しい海老を使った「ぷっりぷり甘辛エビチリのパオ」、
高級魚と言われているオコゼを使った「さっくさくオコゼのフライのパオ」。
どれも素材にこだわった自慢の逸品です。
中でも山内さんのイチオシは、「さっくさくオコゼのフライのパオ」!
はしぐちらしく、高級感を出したくて考えたパオです。
なかなか近所のスーパーなどではお見かけしない、高級魚ともいわれている「オコゼ」。
これを塩とこしょうで味付けして、さっくさくにフライ。
これに、カリカリ梅を使ったタルタルソースをサンドしています。
お料理屋さんのオコゼのフライですもん・・・、
それはそれはおいしかったです。
オコゼのふわふわ感と、
タルタルソースに入っている、カリカリ梅のカリカリと、玉ねぎのサクサクとした食感が、
最高のコンビネーションになっています。
オコゼのフライのおいしさと香ばしさ、梅のちょっとした酸味が、とても爽やかです。
このカリカリ梅のタルタルソース、
完成するまでに大変試行錯誤されたそうで、
玉ねぎから出る水分をおさえるために、みじん切りの大きさを変えてみたり、
食べやすくするために、卵の量を多くして、ソースを固めに仕上げたり、
ソースのきれいなピンクの色合いや、さくさくの食感を楽しんでもらえるように、
カリカリ梅を使う直前に混ぜるようにしたりと、
プロならではのこだわりもたくさん詰まっています。
食べる直前までひと手間をかけて、提供して下さいます。
さらに具を包む白い蒸しパンもおいしいんです!
口に入れるとほんのり甘いパンで、食感はびっくりするほど柔らかくてふわふわ!
弾力があって、中の具をしっかり包み込んでくれるので、
とても食べやすくもなっています。
これをお店では、
ひのきのせいろで温めて下さるので、ほかほかのパオを食べることが出来ます。
せいろで温めたパオは、また格別です!
和食の職人さんが作る、ホカホカのパオで、
おなかも心もぽかぽかになりました。
皆さんも1度召し上がってみてはいかがでしょうか?
場所のご紹介
<場所> 日置市伊集院町下谷口。
伊集院インターから伊集院市街地方面に車で2分程。
県道206号徳重横井鹿児島線沿い。向江町(むかえまち)商店街にあります。
<営業時間> 昼11時半~夕方5時
<定休日> 月曜日
<お値段> 3種類とも、1つ350円
<お問合せ> 099-273-2030