TOYOTA街角ステーション「TAK Begeri―Cafe」
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました。
今回も私が見つけてきました、ドライブ途中におすすめ、
おいしいテイクアウトグルメをご紹介します。
今日はクリスマスな逸品を・・・。
お伺いしたのは、鹿児島市武岡4丁目にある人気のパン屋さん、
「TAK Begeri-Cafe」です😀
住宅街の中に佇む、オレンジの建物が目を引きます。
こちらを切り盛りされているのが、上原 力さん。
東京の専門学校でパン作りを学ばれた後、
東京の有名ホテルのベーカリーや、パン屋さんで経験を積まれ、
4年前に武岡にお店をオープンされました。
店内は、北欧風のインテリアでまとめられていて、本当におしゃれ♪
ちなみにお店のお名前「TAK」とは、
デンマーク語で感謝、ありがとうという意味。
上原さんのお人柄が伝わってくるような、優しい空間になっています。
並んでいるパンはどれも、とてもきれい!
また、カンパーニュなどハード系のパンも多く手掛けていらっしゃるのも、特徴だと思います。
そんなTAK Begeri-Cafeで、
この時期しか楽しめない、人気商品があります。
それが、「シュトレン」と呼ばれる、ドイツ生まれの発酵菓子。
クリスマスを待つ間に、少しずつカットしながら楽しむパン菓子で、
白いお砂糖をまとって、一見パウンドケーキにも似た見た目。
最近はパン屋さんはじめ、お菓子屋さん、ケーキ屋さんでも見かけるようになりました。
TAKさんでも、毎年オリジナルのシュトレンを手掛けていらっしゃるのですが、
今年のシュトレンはその名も、
「薩摩紅茶と屋久島たんかんのシュトレン」。
鹿児島がいっぱいに詰まったシュトレンです💕
今年のシュトレンは、すすむ屋茶屋さんの薩摩紅茶を使用して、
今年の春に作った自家製のドライ屋久島たんかんをベースに、
マカダミアナッツやアーモンド、いちじく・カシス・モハベレーズン・りんご・レモンなど、フルーツをたくさん練りこんであります。
とても具沢山!
生地以上に具が入っています!😊
生地は、霧島産のオーガニック小麦を配合して、
砂糖は奄美のキビ砂糖、
塩は大隅の海水から取れた塩を使用するなど、
色々な鹿児島の食材で作られています。
特徴的なのは、何といっても屋久島たんかんを使ってること。
屋久島たんかんが旬を迎える春の時期にたくさん仕入れて、
皮もそのままひたすらスライス。
皮を使うとどうしても苦みが出てしまうので、
シロップを使って、2段階で煮たものを、
今度はオーブンで乾燥焼き・・・。
そうやって手間ひまをかけて作った、ドライの屋久島たんかんを加えると、
オレンジとは違う、甘くてやさしい味になったんだとか😍
口に入れると、柑橘の香りと共に、
ピールのほろ苦さが相まって、とてもさわやかです☺
またもう1つの主役、薩摩紅茶は、
ナッツやフルーツを、ラム酒とワインで漬け込む際に
茶葉ごと一緒に漬けこんでいるので、
ナッツやフルーツはもちろんのこと、
生地の方にも紅茶の風味が馴染んでいるので、
紅茶の上品な香りが口の中にふわっと広がって、とても香り豊かなシュトレンです😊
具がたくさん入るものなので、生地の存在を消さないように、
ルヴァン種と言われるライ麦を使った自然酵母を使って、
低温でゆっくり発酵させながら焼きあげています。
通常は、イーストを多く使うするそうなんですが、
イーストを極力減らしているので、
独特のイースト臭が気にならず、生地の味もしっかり感じるように作られています👍
みなさんの冬の食卓に・・・、
クリスマスを待つステキな時間に、
召し上がってみてはいかがでしょうか?☺
<場所> 鹿児島市武岡4丁目。
住宅街の中にあるんですが、近くに武岡ハイランド中央のバス停がありました。
<営業時間> 朝7時半~夕方6時
<定休日> 日・月曜日
<お値段> 1本 2160円
<お問合せ> 099-298-5966
※来週は、ネッツトヨタ南九州鹿児島本店におじゃまします。来週もお楽しみに!