兄弟3人で築いた自動車整備工場

鹿児島県自動車整備振興会の方々にお話を聞く1週間。

指宿市にある清野自動車整備工場の代表・清野照夫さんは、9人兄弟。下から3人の男兄弟で、昭和52年に工場を設立した。

照夫さんは修理、弟たちは板金塗装と売買・会計を担当し、40年余り仲良く一緒に車の仕事に携わってきた。

 

元々、父親は荷馬車の装具を修理したり作ったりする仕事をしていた。

その仕事ぶりを見ながら、これからは自動車の時代が来ると思い、自動車整備の勉強を始めたという。

指宿で4年、大阪で7年、そして指宿に戻ってからも修行と実績を重ねてきた。76歳になった今も、仕事は丁寧に、情熱と誇りをもって取り組んでいる。

 

11月4日5日に開催される「かごんまマイカーフェスタ」では、車検の工程をわかりやすく説明する見学班を担当。

 

スポーツが大好きな清野さんの夢は、子供と孫3代そろって、菜の花マラソンに挑戦すること。以前は毎年参加していたが、役職の仕事が忙しくしばらく出場できていない。

 

「48歳と45歳の息子には、体力も完走タイムもまだまだ負けていないので、今度は孫とも一緒に楽しく走れるように元気でいたい」と語った。

 

生涯現役!

清野さんは夢にむかって明るく元気に走り続ける。

 

~11月2日(木)10時40分頃『たんぽぽ倶楽部』海童が行く より~

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