いよいよ今年も残りわずか。
今週はお節料理に込められた先人の思いを教えていただきました。
●黒豆・・・黒は「魔よけ」の色で、豆は「まめ」に暮らせるように
●伊達巻・・・くるくると巻いていて巻物に似ているので「知識」
●田作り・・・昔は小魚を田んぼの肥料にしていたそうです。そこから「作物の豊作」
●たたきごぼう・・・ごぼうの根っこは大地にしっかりと根を張ることから「家の土台が揺らがないように」
●数の子・・・にしんの卵で数が多いことから「子孫繁栄」
●八つ頭・・・八方に頭があるように見えるので「人の上に立つ頭になるように」
●紅白なます・・・赤はめでたさ、白は神聖な色
●きんとん・・・黄色を小判に見立てて「小判」
いろんな意味があるんですね。
お正月といえば雑煮。
これは年神さまへお供えものや餅などを一緒に煮たもので、神様と同じものを食べることで、力を授かると考えていたそうです。
最後に「お屠蘇」ですが、これを飲むと「長寿」になると言われています。
それぞれの意味を考えながらいただきたいですね。
良い年をお迎えください。