先月から就活中の大学生からの要望で礼儀作法を伺っています。
今週は正しい「立つ姿勢」です。
姿勢と礼儀作法、どう違うのか??
元々の姿勢が猫背で背中が丸くなっていたとします。
それでお辞儀をすると背中が丸く、頭がガクンと下がったようなお辞儀になり
あまり美しくないですよね。
姿勢が正しくないと、食道や胃が圧迫されて具合が悪いなんてことも
あるかもしれませいん。
それに重い頭を脊柱で支えるために、S字カーブになっています。
結果、腰や膝に負担がかかって痛かったり、「脳」の働きにも影響してきます。
「正しい姿勢」は「正しい心」にも通ずると考えられています。
それだけ「立つ姿勢」は大事なんですね。
では正しい立つ姿勢とは?
1.足を揃え親指に力を入れ、大地をしっかり踏みしめる。
2.頭はピーンと天井から引っ張られている感じで。
3.顎とお腹は引っ込めて。
4.手には力を入れず、自然におろして。
これが正しい立つ姿勢です。
これができていれば、お辞儀も綺麗にできます。
続いて、「正しいお辞儀の仕方」です。
お辞儀は頭を下げることではありません。
「相手を敬う気持ち」を表現することです。
なので、身体全体で行います。
正しい姿勢から腰を折ります。
上半身を腰から倒すような気持ちで。
頭が下がりがちになりますが、首でしっかり支えて。
こうすると腰から頭までが真っすぐになります。
手は、自然に体に沿わせます。
立った姿勢が綺麗でないと美しいお辞儀になりません。
みなさんもやってみてください。
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