毎月最終週は礼儀作法を教えていただいています。
先月の言葉遣いで、「ひとつの文章に動詞が2つ以上入っている場合は、最後の動詞を尊敬語にする」
これ、とても役に立ちました!
ほかにも、気になっている言葉遣いがあるそうです。
それは「けれども」の使い方。
「けれども」が多い話し方、これは確かによく聞きます。
そもそも「けれども」の接続詞の意味をきちんと理解していないからです。
これは、逆説的な意味で使います。
「しかし」「でも」「だが」といった接続詞と同じような意味です。
みなさんも、ただただ普通の接続詞として使っていないか、考えてみてください。
「どこどこの駅に来ているんですけれども、雨はそれほど強くは降っていないけれども、風は出てきたようです」
これは間違いです。
そして、「けれども」には接続助詞としての使い方もあります。
多く使われるのは、言いさし後に続けて、ためらったり、相手の反応を待ったりする柔らかい表現。
「私はいいと思いますけれども・・・」
これは若い人が得意とする言い方ですね。
こういう言い方が、誤って接続詞として使われるようになったのかもしれませんね。
正しい日本語を使いたいですね。
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