4月から小学2年生になる息子のことでと相談が届きました。
「息子は家で勉強しなくて困っています。だからテストの点数もそれなりです。一番は漢字です。どうしたらいいでしょうか」
これは子どもではなく、お母さんが先です。
お母さんが食卓で本を読む、久しぶりに遠くの友人にハガキを書く、編み物でもいい、とにかくテーブルで何か仕事をしてください。
そうすると、同じテーブルで子どもも宿題をしてくれそうです。
初めは5分でも3分でもいいですよ。「今日は3分間、勉強してみようか」
この3分で何ができるのか、みちこ先生が試しに2年生で教わる「春」という漢字を1分間書いてみました。普通に書くと54字、丁寧に書くと14字書けました。
1分間て長いんですねー!
1分間で新しい漢字を1字覚えるとしたら、3分間で3字覚えられますね。2年生で教わる漢字は160字ですから、土日を休んだとしても、3か月で全部覚えられます。
そして1か月も過ぎたころには、もしかしたら1日5分になっているかも知れません!!
そう考えると、すごいですよね。
ただ、漢字には意味がありますね。それに音読み、訓読み、熟語など。付属する勉強が欠かせないので、ここが時間がかかるのかもしれません。
先ずは、教科書に出てくることを覚えればいいですよね。でもこうすることでじっとテーブルに座って、勉強する姿勢が身に付けば最高ですね。
そのあとは、漢字の意味です。
自分の「自」は、人間の「鼻」の形を書いた字なのです。
私たちは自分のことを人に言う時、自分の鼻を指さして「私はね」と言いますよね。だからこの字を「みずから」という意味に使うのです。
このように感じには意味があります。
漢和辞典もそばに置いて、意味も考えながらお母さんも一緒に同じテーブルでいかがですか?
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