少しづつ秋の気配を感じるようになりました。
虫の声もキリギリスやコオロギなど、秋の虫が多くなりましたね。
セミとはまた違ってシミジミとした感じになります。
多くの外国では虫の声は「うるさい音」と思われているそうです。
その虫の声を日本人は昔から美しく感じてきました。
こういう感覚や感性は残していきたいですね。
虫の話から、キリギリスやコオロギの耳はどこにあるのかという話になりました。
どこかというと、なんと前足にあるんだとか。
数ミリに満たない小さな膜があって、それが人間でいう鼓膜の働きをしているんです。
またコオロギの耳はとても感度がよくて、聞こえる周波数も幅が広いために
蝙コウモリの出すような超音波も聞こえるそうです。
今後この仕組みを用いれば、超小型の音のセンサーの開発につながる可能性があることです。
だから夜に声の近くに行っても気づかれてしまうんですね。
秋の夜長、静かに秋の虫を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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