チアダン　世界へ

応援パフォーマンスで知られる「チアダンス」は、チームの一体感や表現力を競うスポーツ競技。年々、競技人口も増え、「チア甲子園」とも呼ばれる大会も開かれるほど。
そのチアダンスで、鹿児島から世界を目指すチームがある。「鹿児島YMCAウィザーズ」。県内各地のイベントで元気溢れる演技を披露する一方、7年前から大会への挑戦を始め、昨年、小中学生チーム「マーベラス」が初の全国１位・・・しかし、目標としていた世界大会への出場はならず、新たな挑戦が始まった。

一瞬の動きにも一体感が求められるチアダンス。完璧な演技を生み出すには、日々の練習の積み重ねと、テクニックだけではない気持ちを合わせての「チーム力」が鍵となる。

キャプテンの山下愛奈さん(13)は、去年の優勝メンバー。将来の夢は世界的チアダンス選手。新たなチーム作りに試行錯誤しながら去年を超える演技の完成を目指す。
再び挑む全国大会。世界大会への切符をつかめるか・・・鹿児島のチアダンの挑戦を追った。