新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている、鹿児島県内の特産品や宿泊施設などの情報を集めたウェブサイトが26日、公開されました。
公開されたウェブサイト「きばっど!カゴシマ」は、県内の7つの金融機関でつくる「鹿児島アグリ&フード金融協議会」と県や鹿児島市、県内の経済団体などが、地元の特産品などの購入や施設の利用につなげてほしいと開設したものです。
現在は県内の特産品を生産・販売している業者や飲食店、宿泊施設などおよそ100社が掲載されていて、商品を購入できるオンラインストアの情報が集められています。
緑茶の製造販売を行う鹿児島市の「下堂園」も情報を掲載した事業者の1つです。
(下堂園直販本部 岩越守本部長)「いま特に自宅で過ごされることが多いので、目に触れる機会が増えるといいなと思って掲載しました」
4月中旬の新茶の販売時期が全国的な感染拡大の時期と重なり、イベントが中止になるなど大きな影響を受けました。
(岩越本部長)「プラスにとらえてチャレンジできるような提案を、私たちお茶屋の方からもできればいいなと思っている」
サイトを運営する「鹿児島アグリ&フード金融協議会」では今後も随時、掲載企業を増やしていきたいとしています。