鹿児島県内で11例目の感染確認をうけ、感染症の専門家は「人混みでのマスクの着用や手洗いの徹底」を改めて呼びかけています。
(鹿児島大学大学院 西順一郎教授)
「緊急事態宣言が解除され、国内の移動が増えてきている時期。(新たな感染は)想定されることだと思う。4月の時点から鹿児島にウイルスが残っていて患者が残っていたということは考えにくい。宣言解除後、移動してきた人、県を一度出て戻った人を介して感染した可能性が高い。今の時期油断している面もあるので、人混みでのマスク着用や手洗いの励行をもう一度確認して、引き締めていかないといけない。息切れや発熱、高熱などの強い症状がある場合、速やかに相談する。風邪の症状が少し長く続く人も相談して早めに検査できればと思う」