鹿児島県内では22日、新たに14人の新型コロナの感染者が確認されました。このうち、鹿児島市の介護サービス事業所で県内で22例目となる感染者集団=クラスターが発生したと発表しました。
鹿児島市によりますと、市内の介護サービス事業所で新型コロナウイルスの感染者が21日までに4人、22日に2人の60代から90代の男女あわせて6人が確認され、クラスターと認定しました。県内22例目です。
内訳は、施設利用者が5人、スタッフが1人です。食事の際は、アクリル板の設置はなかったということで、食事や入浴の際に感染した可能性があるとしています。鹿児島市は、接触者などがはっきりしているため、事業所名は公表しないとしています。
なお22日、県内では鹿児島市で、クラスター関連の2人を含む10歳未満から90代の男女あわせて9人、霧島市の50代の男女2人、薩摩川内市の10代女性、大崎町の60代男性、福岡県の10代男性のあわせて14人の感染が確認されました。14人は、いずれも無症状、または軽症だということです。
これで県内の感染者の累計は1497人で、医療機関などでの療養者は201人で、このうち2人が重症です。