新型コロナウイルス感染拡大を受け、沖永良部島の和泊町と知名町は、島内の全世帯およそ6300世帯へマスクを配布することになり、配布式が行われました。
和泊町では、今月1日、男性1人が、新型コロナウイルスに感染したことが分かっています。これを受け、和泊町と知名町では、新型コロナウイルスへの感染予防の一環で、マスクおよそ6万6千枚を確保し、全世帯およそ6300世帯、およそ1万2000人に配布することにし、このうち和泊町で、14日、配布式が行われました。和泊町の伊地知実利町長が町民の代表にマスクを手渡しました。
和泊町では、高校生以上、知名町では、中学生以上に、1人につき5枚ずつ配布するというとで子ども用マスクは確保でき次第、配布する予定です。また和泊町の役場入口に、「がんばろう沖永良部島」と書かれた横断幕が掲げられ、町職員らおよそ50人が、医療現場で働く関係者らに向けて感謝の意を込めて1分間の拍手を送りました。