りそなグループB2リーグで初のプレーオフ進出を決めた西地区2位の鹿児島レブナイズ。19日はすでに東地区優勝を決めているアルティーリ千葉とアウェーで対戦しました。
試合は序盤4分で0-10という苦しい入り。しかしタイムアウト後に流れを取り戻し、ディフェンスから相手のミスを誘い一気に追い上げると、ゲインズJrがこのクォーターだけで11得点と活躍し、1Qは20-21。2Q開始直後、エニスの3Pでついに逆転すると、その後は互いにリードチェンジを繰り返します。ハードなディフェンスからハームスのゴール下や伴馬の3Pにつなげ、前半は40-42で終えます。後半開始直後に上良の3Pと兒玉のシュートでリード。畳み掛けたいレブナイズでしたが、その後のシュートはリングに弾かれます。すると千葉がリズムを取り戻し一気に逆転されて、3Q終了時で16点ビハインドと突き放されます。4QもゲインズJrの3Pやエニスのバスケットカウントなどで食い下がりますが、A千葉の高確率のシュートに屈し、終わってみれば70-97で敗戦。プレーオフに向けて課題を残しました。
☆A千葉 21 21 27 28 | 97
★鹿児島 20 20 13 17 | 70
#1 エニス:14得点
#23 ゲインズJr:14得点
#14 兒玉:8得点・5アシスト
◆カレロHC『最初の5分間は自分たちのゲームプランを遂行できず、思うようにゲームを進めることができなかったが、ハイペースでボールを動かしながら自分たちの自信を取り戻し、前半は競った展開に持ち込むことができたことは良かった。3Qでは離されてしまったが、そこに自分たちの課題も見えた。我々はまだまだチャレンジャーであり、やらなければいけないことはたくさんある。敗戦からしっかり学び、次につなげていきたい』
◆#3ハームス『良かった時間は15分しかなく、残り25分は本来やりたいバスケができなかった。特に後半相手のギアがあがった時に、我々の実力が追いついておらず対応できなかった。反省は週末の福井戦に活かしたい。同じB3からの昇格チームでもあるので、そこで我々のチャレンジをぶつけていきたい』
◆#14兒玉『自分たちもハイペースでのオフェンスに自信を持っているので、相手の速いオフェンスにも負けないことを意識し前半は互角に戦うことができた。ただ後半になって相手がより速いスピード感を持った時にどうしても後手にまわってしまった。ボールを先につかまえるなど、チームとして守ることの大切さを身をもって学ぶことができた試合だったと思う。チームとして良いバスケットを遂行し、勝利への強い気持ちを持って福井戦に向かっていく』
次節もアウェーゲームの西地区2位レブナイズ。今月29日と30日に、東地区4位の福井ブローウィンズと対戦します。
【B2西地区順位表】(3/26現在)
① ライジングゼファー福岡 35勝17敗 .673(PO進出)
② 鹿児島レブナイズ 32勝20敗 .615(PO進出)
③ ベルテックス静岡 30勝22敗 .577
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ バンビシャス奈良 23勝29敗 .442
⑤ 熊本ヴォルターズ 23勝29敗 .442
⑥ 神戸ストークス 21勝31敗 .404
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 5勝47敗 .096
【B2東地区順位表】(3/26現在)
① アルティーリ千葉 49勝3敗 .942(地区優勝)
② 富山グラウジーズ 35勝17敗 .673(PO進出)
③ 信州ブレイブウォリアーズ 33勝19敗 .635(PO進出)
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ 福井ブローウィンズ 28勝24敗 .538
⑤ 山形ワイヴァンズ 20勝32敗 .385
⑥ 青森ワッツ 18勝34敗 .346
⑦ 福島ファイヤーボンズ 12勝40敗 .231