りそなグループB2リーグ西地区2位の鹿児島レブナイズは15日と16日、西地区5位の熊本ヴォルターズとアウェーで対戦しました。鹿児島からもブースターが大挙して応援に訪れ、鹿児島側の観客席はチームカラーの黒に染まる中、レブナイズは1勝1敗で連勝はなりませんでした。
【GAME1 3/15(土)】
3試合ぶりに上良がスターターに復帰したレブナイズ。開始直後からハードにディフェンスし、いきなりハームスとゲインズJrのブロックショットが飛び出します。両チーム熱いディフェンス合戦の1Qは17-16とロースコアの展開に。しかし2Q、森田、藤本、エニスとつないだ速攻を決めると、そこから一気にギアチェンジ。森田、ハームスと連続得点でリード。さらに上良、ゲインズJrの3Pも生まれ、前半は36-28とリードします。後半3Qにはエニス得意のディープスリーやハームスのバスケットカウント、速攻で森田のレイアップなど攻撃に流れも生まれ、リードは二桁に。4Q、熊本に連続6得点を許しますが、逆に6連続得点で取り返し、終盤には勝負を決定づける伴馬の3P。試合を通してディフェンスの集中力を発揮したレブナイズが、72-61で勝利。通算30勝に到達です。
★熊本 16 12 16 17 | 61
☆鹿児島 17 19 20 16 | 72
#3ハームス:14得点・16リバウンド・5ブロックショット
#5伴馬:10得点
#23ゲインズJr:10得点
【GAME2 3/16(日)】
熊本のアグレッシブなディフェンスに3分間シュートすら打たせてもらえないレブナイズ。一気に10点差をつけられます。しかしその後冷静さを取り戻し、エニスの3Pなどで追い上げて1Qは20-26。すると2Q開始直後から飴谷、BG、森田の連続得点にハームスのバスケットカウントと連続9得点で逆転。激しいトランジションゲームの中、ゲインズJrの豪快なダンクも飛び出し、前半48-42として試合を折り返します。ところが3Q、熊本の激しいディフェンスで差を詰められ、拮抗した展開に。激しい攻防が続く中、4Q中盤に熊本の山田(鹿児島商出身)らに短時間で4本の3Pを決められ再逆転。最後まで諦めずにアタックし続けましたがわずかに及ばず、80-86で敗れて連勝はなりませんでした。
☆熊本 26 16 15 29 | 86
★鹿児島 20 28 11 21 | 80
#3 ハームス:24得点
#1 エニス:18得点
#7 飴谷:10得点
#23 ゲインズJr:10得点
#14 兒玉:5得点・5アシスト
#9 藤本:5アシスト
◆カレロHC『非常にタフな一戦となった。開始直後の5分間でのインテンシティという部分で要求される強度を出せずに、試合の最後の部分で我々のやるべきディフェンスが行えなかったことで熊本の攻撃をコントロールすることができなかった。ゲームの25分から30分間は我々の良いバスケットが見せれたがそれではやはり勝つことはできない。40分間やり続けて勝利に結び付けれるようにしていきたい』
◆#7飴谷『速い展開での良いバスケットができていた中で、自分たちのコミュニケーション不足から相手のペースに合わせてしまい逆に相手の得意な形で展開させてしまったこと。やるべきことができなかったという遂行力の点が敗因だと感じている。多くのRebsの皆さんが会場に足を運んでくれたが、これを当たり前と思わずに皆さんへの感謝の気持ちは忘れてはいけない。もう一度気を引き締めて次節は全員で勝利を掴み取りたい』
◆#14兒玉『試合を通して相手の核となる選手を勢いづかせてしまい、要所要所で得点を重ねられてしまった。ゲームを作るうえでも受身になってしまい、一人一人が我慢しながら戦い続けることが足りなかったように思う。オフェンス面でもシュートは打てているので、これを40分間継続することが今後も必要となる。次節はホームでの戦いとなるが、Rebsの皆さんが作り出してくれる熱狂的な空間で一緒に勝利を収めたい』
終盤戦を迎えているB2。今節で東地区ではアルティーリ千葉が3季連続の地区優勝を決め、2位信州、3位富山もプレーオフ進出を決めました。
西地区2位をキープしているレブナイズの次節はホームゲーム。今月22日(土)と23日(日)、東地区5位の青森ワッツと西原商会アリーナで対戦します。
【B2西地区順位表】(3/16現在)
① ライジングゼファー福岡 34勝15敗 .694(PO進出)
② 鹿児島レブナイズ 30勝19敗 .612
③ ベルテックス静岡 29勝20敗 .592
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ バンビシャス奈良 21勝28敗 .429
⑤ 熊本ヴォルターズ 21勝28敗 .429
⑥ 神戸ストークス 18勝31敗 .367
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 5勝44敗 .102
【B2東地区順位表】(3/16現在)
① アルティーリ千葉 46勝3敗 .939(地区優勝)
② 信州ブレイブウォリアーズ 32勝17敗 .653(PO進出)
③ 富山グラウジーズ 32勝17敗 .653(PO進出)
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ 福井ブローウィンズ 27勝22敗 .551
⑤ 青森ワッツ 18勝31敗 .367
⑥ 山形ワイヴァンズ 18勝31敗 .367
⑦ 福島ファイヤーボンズ 12勝37敗 .245