企画・特集

#97 川田志穂さん

JAC日本エアコミューター客室乗務員の川田志穂さんです。客室乗務員といいますと、子供たちの憧れの仕事の代表格でもありますが、川田さんはなぜこのお仕事を志したんでしょうか?

小さい頃に、家族旅行で飛行機に乗ったときに、かっこいいなと思ったのがきっかけです。

JAC日本エアコミューターは、鹿児島空港と鹿児島の離島を結ぶ大切な路線ですが、改めて現在運行している路線を教えてください。

はい。日本エアコミューターは関西や四国、また沖縄方面にも一部運航しています。鹿児島県内の離島に限定してお話をしますと、種子島や屋久島、奄美大島、喜界島、徳之島、あとは沖永良部や与論にも就航しています。

私たち利用する側というのは、それぞれの島に着陸する前に、あの青い海、海岸線を見ると、それだけでテンションが上がるんですけれども、川田さんは窓越しにワーッと皆さん喜ぶ表情というのはよくご覧になりますか。

そうですね。特に県外から来られるお客様は、海の綺麗さに感動されて、写真撮影に夢中な姿が印象的です。

川田さんは奄美の島々で、のんびりと過ごされたことはあるんでしょうか?

そうですね。仕事上、奄美大島には泊まることがあります。その時には地元の方や職場の仲間たちから教えてもらった、美味しいと評判のお店にご飯を食べに行くのが楽しみです。

私がたまたま見かけた「ホップ、ステップ、ジャック」という言葉が、今回のお話のきっかけです。「ホップ、ステップ、ジャンプ」という言葉はよく聞きますけど、ジャックということは、絵本のタイトルだったんですよね。川田さんもこの絵本作り大きく関わったそうですね。

そうです。社内の有志のメンバーで結成されたチームが、飛行機にお乗りいただくお客様や地域の皆様と、より繋がることができないかという思いから始まったプロジェクトでした。客室乗務員やパイロットはもちろん、整備士などの地上職の仲間みんなで協力して作り上げました。

鹿児島県の離島の魅力を発信する絵本「ホップ・ステップ・JAC」

JACの皆さんの思いが詰まった絵本なんですね。その絵本 「ホップ・ステップ・JAC」、拝見したんですけれども、もうそれぞれのその離島の特徴をルリカケスのルリーというかわいいキャラクターが案内をしてくれています。とにかく絵がかわいらしくて、また色も柔らかくて、子供たちが旅の思い出として大切にしてくれそうな素敵な絵本でした。

鹿児島ということにこだわって作ろうというふうに決めました。イラストは、鹿児島出身の絵本作家みやしたりのさんにお願いをして、ストーリーは私達プロジェクトメンバーが考えました。お子様にも伝わるように柔らかい言い回しにしつつ、鹿児島の魅力が伝わるように意識して作りました。

それぞれの島の特徴だったり特産品だったりというのが掲載されていますけれども、皆さん島々の取材というのもされたんでしょうか?

可能な限り、自分たちで情報収集をするようには努めました。普段フライトでよく行っている島々なのに、知らないことがまだたくさんあるねと話をしながら、すごく勉強になりました。

この「ホップ・ステップ・JAC」、読みたいという場合はどこで読むことができるんですか。

鹿児島空港のチェックインカウンターや、離島空港でご覧いただけます。今はコロナ禍で絵本のサービスを中止しているんですけれども、いずれは機内でも絵本を搭載して、飛行機にお乗りになられたお客様にも楽しんでいただきたいと考えています。
この絵本には、私達の思いがたくさん詰まった大事な1冊となっております。お子様だけでなく大人の皆様にも楽しんでいただいて、鹿児島の魅力を少しでも知っていただけたら、大変嬉しいです。

JAC 日本エアコミューターの皆さん

私にとっての豊かさというのは、人との繋がりがある生活ができることなのかなと思います。
今まででしたら、会いたい人に会いたいときに会いたい場所で当たり前のように会えていましたが、ここ数年コロナの影響によりそれが難しい状況が続いてます。
ただ普段、客室乗務員として、お客様の旅のお手伝いをさせていただくのですが、コロナ禍では次、いつ会えるのかわからない不安だったり、寂しさを抱えながらご利用いただくお客様を見かけると、本当に心苦しくなりますし、久しぶりにご家族やご友人にお会いできて嬉しいそうなお客様を見かけると、ほほえましくて温かい気持ちになります。

コロナ禍になったことによって、人との繋がりというものが、本当に大切なのだなっていうことに気付かされました。1日でも早く、以前のような当たり前の日常が戻ってくることを心から願っています。

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