今回は、MBCニュースから鹿児島のデジタルな話題を紹介したいと思います。
「80代でメタバースデビュー『めちゃくちゃ楽しい』『孫と交流したい』」(2023年1月19日 MBCニュースより)
鹿児島県日置市の高齢者が、インターネット上に作られた仮想空間「メタバース」を体験しました。
日置市は、インターネット上の仮想空間「メタバース」内に、市内の観光名所などを再現し、県内外の人と交流を図る「ネオ日置計画」を進めています。
19日は高齢化率が70%を超える高山地区の60代から80代、およそ20人が参加し、体験会が行われました。
日置市は今後、メタバース上に吹上浜や徳重神社など36か所の名所を作る予定です。
「ネオ」と聞くとまるでゲームやアニメの世界のような響きですが、ネオ日置(新しい日置)とは一体どんな世界なのか、気になりますよね。
画像では、大きさ的にはスマホくらいで厚みが10cmほどの機材を頭からかぶって、目の部分をおおっています。これがVRヘッドセットといわれるものです。
これを装着することで視界にはメタバース空間・仮想空間の映像が広がる仕組みです。
皆さんが両手に持っている輪っかのようなものがコントローラーです。先程のヘッドセットで仮想空間を見ることができて、手に持ったコントローラーを操作して仮想空間上で物をつかんだり・投げたりという動作ができるようになります。
VRと聞くと若い人じゃないと扱えなさそうなイメージがありますが、実際に体験した皆さんは、
「最初は緊張もあって、初めてのことだったけど、だんだん使いこなしていくと楽しくなってきた」
「孫たちと交流したり、全然知らない人とやりとりが出来るようになったら、めちゃくちゃ楽しいかも。私たちが生きているうちに」
と、とても楽しんでいる、使いこなしている様子でした。
以前デジナビで、2023年はVR婚活が流行るかも!?なんて話をしましたが、今年は世代問わずにVRにふれる機会が出てくるかもしれません。