今週のデジナビは…
今日は、前回に引き続き、鹿児島県教育委員会の発表した「インターネット利用等に関する調査」結果をもとに「子供にスマホをもたせるタイミング」についてお話したいと思います。
というわけで、前回のおさらいをしたいのですが…
おさらい兼クイズということで…鹿児島県内の小学生の「スマホ所持率」どのくらいでしょうか?
A.80% B.50% C.30% D.10%
調査結果では、安全にインターネットを使えるように、多くの親御さんが購入時にフィルタリング設定をしているのもわかったのですが、同時に、「インターネット利用上で困ったことがある割合」も発表されています。
いずれの学年も、「悪口や嫌なうわさ話を書かれたことがある」が最も多く、次いで「誰が送ったわからないメールやチェーンメールなどの迷惑メールが増えた」が多かったです。
この結果を聞くと、スマホをもたせるのは躊躇してしまう親御さんもいるかもしれませんも。
あるのですが、小学生~高校生まで約80%近くの家庭がルールを設けていて、そのルール設定をしている家庭も増加傾向であると出ています。
家庭内ルール
1.スマホの利用時間,利用サイト,料金を決める
2.知らない人とのやりとり(メッセージ,写真)はしない
3. 個人を特定されるような情報・写真(SNSのID等の連絡先,氏名,住所,学校名な ど)は絶対アップしない
4. 困ったときは,すぐに親や学校等に連絡する。
更に具体的な例で言えば、小中学生は「夜の9時に電源をオフにする」。
高校生には「利用マナー」を決めているなどありました.
年齢や学年に応じたルール作りが必要です。
我が家も中学生の時は私の部屋で充電する=寝るときはスマホを触らないというルールを決めていました。また、私のスマホも含めてパスコード、スマホを開くための認証番号を家族全員一緒に設定していました。
高校生に入ったら、SNSも使い出すので、親が見てもいいような使い方をすること、
人の悪口はかかない、もし、友達の悪口を見つけたら、必ず親や先生に相談するように言いました。
また、SNSやインターネットを使った犯罪、事件などのニュースについて子どもと見たり話たりする機会を多く作ったりするのも「安心安全に使う」一歩だと思います。
利用時間であったり、利用する場所、SNSのマナーなどしっかりと話し合い、安心安全に使うようにしたいですね。