今週は先週に引き続き、みちこ先生が大問題だと考える小学1・2年生の国語について。
国語は、全ての教科の、基本中の基本となる教科です。
テストで、国語以外の教科でも問題文を読めない中学生がいるということは承知しており、これはこれで大きな問題だと思いつつも、実際問題として、昴にはこういう生徒はあまり入学してこないので真剣に考えることはしてきませんでした。
6月半ばに実施した【全九州学力テスト】の、小学1・2年生の国語の「偏差値別、小問別の正答率」を見た時、みちこ先生は愕然としたそうです。
小学1・2年生の成績は、それほど差はないだろうと思っていたのですが、問題によっては、偏差値が一番高いグループは正答率100%、つまり全員が出来ていたのに対して、低いグループでは6~7%という成績でした。
この子どもたちがこのまま高学年になり、中学生になるとすれば大変なことになると考えたのです。
番組内では、例題を挙げてお話しました。
どうして間違ってしまうのだろう?と思うような問題なのですが、これには「読解力」が関わってくるんです。
「小学校に上がる前に、子どもとどういう風に接してきたか」
これらの子どもたちは、小学校に上がるまでに本をあまり読んでこなかった。また親子の会話も少ないような気がします。
まだ間に合います。「本に親しみ、本を読もう!!」
これは1歳からでもいいんです。読んであげているうちに自然と字も覚えてきます。
それに絵を見ながら親子でやり取りをすることも多いですよね。これが、読解につながります。
仕事をしていて忙しいというお母さんも多いと思いますが、自分自身の毎日の時間をよくよく考えてみてください。子どものための時間よりもスマホの時間が多い、なんてことはないでしょうか?
子どもの人生にとって、一番大事な時期は生まれてから3歳まで、次が5・6歳、その次が12歳ごろということを忘れないで、子どもさんの目と耳、鼻、舌、皮膚の五感を大切に育ててくださいね。
【昴インフォメーション】
昴の夏のスクーリングが7月21日(日)に開講します。
夏スクの学習量は普段の月の3倍以上、大きくレベルアップするには、特に受験学年の皆さん、第一志望校合格はこの夏にかかっています。
夏のスクーリングから入学すると、入学金22,000円が7,000円で15,000円も割引かれます。詳しくは昴のHPをご覧ください。
今週の放送はこちらから!