鹿児島市は、119ある市立の小中学校、高校について今月11日から再開することを決めています。6日は鹿児島市教育委員会が臨時の校長会を開き、杉元羊一教育長が、緊急事態宣言が出ている中での学校再開であることを踏まえ、注意点を説明しました。
健康管理では、児童生徒と職員は毎朝自宅などで体温測定し、熱や風邪の症状がある場合は病院の受診や自宅療養をする、登下校や授業中は原則としてマスクをする、登校後と帰宅後は手洗いや顔洗いを徹底するとしています。
また、教室では常に窓を開け、桜島の灰が降った場合は短時間の換気をこまめに行うことや、児童生徒の間のスペースを可能な限り確保し、対面とならないよう工夫するとしています。
鹿児島市立の小中学校と高校は、7日と8日が臨時登校日で、登校後すぐの顔洗いや休み時間の手洗いなど、国の新しいガイドラインを基にした感染予防策をはじめます。
なお、県内では南さつま市、奄美市などが7日から学校を再開し、県立学校や鹿児島市、日置市などが11日から再開します。