RN. Ocean Blue さん
11月30日は【シルバー ラブの日】
1948年の今日、川田順が京都北白川にある妻和子の墓前で自殺を図り、それに気づいた恋人中川京都大教授夫人俊子の機転で一命を取り留め、その後、二人は再婚しました。
若き日の恋は、はにかみて おもて赤らめ 壮士時(おさかり)の四十路の恋は、世の中にかれこれ心配れども、墓地に近き老いらくの恋は、怖るる何ものもなし
『昭和の歌聖』と言われた川田順先生の最後の恋
世間の倫理に反すると知りながらのとめどなき恋心
感性豊かな川田順先生ならでこその溢れ出る真心
人はそれを『不倫』と蔑むが湧き出る愛する心は誰も止めることは不可能というか、それは『野暮』
その日から75年。84年前、和子夫人を伴い、肇國聖蹟巡拝の地として目指して下さった笠狭之碕 『老いらくの恋』の主人公:川田順先生の歌碑の周りは『薩摩野菊』が鮮やかに咲いています。