会期 | 2024年10月8日(火)-12月8日(日)9:00~17:00(入園は16:30まで) ※月曜日休園 (祝日の場合は翌日休園) |
会場 | 鹿児島県霧島アートの森(アートホール) |
観覧料 | 一般1000(700)円 高大生700(500)円 小中生500(300)円 ( )内は前売料金又は20人以上の団体料金 |
ヨシロットンは、逞しい想像力とSF的美学を携えて、異なる事象が同居した世界観を構築するアーティストです。2018年に東京で開催された個展では、自然とデジタル、宇宙、そして光そのものへの関心をコンセプトにしたシリーズ「FUTURE NATURE」を発表し、山や河川などの有機的な造形物を、光を視覚化する滑らかで金属的な質感によって表し、可視領域外の世界に思いを馳せながら、それらを記録し出力する光景を表しました。
今秋、ヨシロットンは当館において、自身の創造性を育んだ故郷 鹿児島の雄大な自然をモチーフに、展示空間全体を用いた巨大なインスタレーション作品を発表し、ここでしか見ることのできない新たな風景を生み出します。時間帯によって表情を変える空間と、映像やプリント、アルミニウム、硝子、石、砂を用いた彫刻など、様々なメディウムによって表現された作品は鑑賞者に新たな視座を与え、ヨシロットンの作品に通底する「もしも」という眼差しを持つきっかけを得ることになるでしょう。
YOSHIROTTEN(ヨシロットン)
1983年生まれ、鹿児島県鹿屋市出身。ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の領域を往来するアーティスト。
主な個展に「FUTURE NATURE」(TOLOT heuristic SHINONOME 2018年)、「SUN」(国立競技場・大型車駐車場 2023年)、「Radial Graphics Bio / 拡張するグラフィック」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2024年)ほか多数。アートディレクターとして、国内外のブランドやミュージシャン、東京のアンダーグラウンドクラブから現代美術フェアまで幅広いクライアントを持つ。代表を務めるクリエイティブ・スタジオ「YAR」では、広告・イベント・ロゴタイプ・内装/外装デザイン・ウェブ・映像など、視覚芸術が関わるほぼ全てのメディアで膨大な量のアートワークを手掛けている。
関連イベント
- オープニングセレモニー・アーティストトーク
10月8日(火)14:00〜 - 作家によるワークショップ
詳細は決まり次第、ホームページ等でお知らせします。 - 学芸員によるギャラリートーク
10月20日(日)、11月4日(月)、11月17日(日)14:00〜 - 関連グッズ等の販売(予定)
【チケット】
チケットは霧島アートの森でお買求めください
主催:鹿児島県文化振興財団、南日本新聞社、MBC南日本放送
お問い合わせ:鹿児島県霧島アートの森 TEL:0995-74-5945