1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災。内陸直下型の地震によって6400人を超える方が亡くなった。鹿児島大学の井村隆介准教授へのインタビューを2回にわたって紹介する。
阪神淡路大震災から27年。1995年1月17日、マグニチュード7.3の地震が発生で6400人余りが犠牲に…
その多くは、倒れた家屋や家具の下敷きでした。
(鹿児島大学 井村隆介准教授)「『内陸直下型』の地震ですよね。直下で起こるので、その上には町があるため大きな被害をもたらす地震」
国などは、過去の地震による地盤のずれ『活断層』などから直下型地震のリスクを調べています。
県内でも活断層が確認されていますが、地震発生は『活断層』のあるエリアに限らないと話します。
(鹿児島大学 井村隆介准教授)「『活断層』がないところでも、鹿児島県北西部地震では震度6弱まで観測された。内陸ではそれくらいの揺れは、いつでもどこでも起こりうる」