2011年3月11日に発生した東日本大震災。マグニチュード9.0の巨大地震によって津波が発生し、大きな被害となりました。今後発生すると考えられている南海トラフ巨大地震でも大きな被害が想定されています。また、南海トラフ以外の地震へも心構えが必要です。
東日本大震災から12年。県内でも備えが進む南海トラフ巨大地震ではマグニチュード9.1、死者32万人が想定されています。
鹿児島を視察した専門家は「地震の事前予測は難しいとして、南海トラフ地震で気象庁が発表する「臨時情報」などに頼り切るのではなく、地域独自の備えをすすめるべき」と釘を差します。
(名古屋大学 山岡耕春教授(地震予知連会長))
「情報だけに頼るのはやはり危ない。いつ起きてもいいということを前提に対策するのが、地震対策の一丁目一番地」
「日向灘の地震やもう少し南の地震も当然あり得る。どこから地震・津波が来てもいいように、余裕をもって対策を立てておくのが大事」