企画・特集

#35 皆川直信さん

屋久島町の公認ガイドで写真家の皆川直信さんです。

(皆川直信さん)
「地球上で、その上に屋久島があって、そこで僕らが生活している。ここをとにかく伝えたい」
皆川直信さん、秋田県生まれです。グラフィックデザイナーとして東京の会社で働いていた2001年、社員旅行で初めて訪れた屋久島。自然に圧倒され、すぐに島の虜になりました。

(皆川直信さん)
「東京のど真ん中で働いていたので、ある意味、対極にある場所。いままで東京にいたときは道路にしろ、街路樹も人が植えたものだし、ある意味、脳みその中で生活しているような感じだった。実際に屋久島に来てみたら、脳みその中から飛び出たような

2005年、皆川さんは屋久島に移住。ガイドをしながら、高校時代から続けていたカメラで、島の自然や人の暮らしを撮り始めました。

(皆川直信さん)
「屋久島っていう環境の上で人が生活している。そこで育まれた、生々しい生活をされてきた方たちの姿というのは、屋久島が生んだもののひとつ。おのずとファインダーをのぞいてしまう。感覚的にも体が反応してしまう、それで撮っているところもある」

皆川さんが撮影した写真を使った屋久島町の観光ポスターが今回、日本観光振興協会のコンクールで日本一に。島に住んでいるからこそわかる皆川さんの感覚が評価されました。

(皆川直信さん)
「住んでいて、どんどんいろんなことがわかってくる。自然の移ろいの感覚というのも身についてくるし、人、文化的な面もその集落の中に入っていくと見えてくるし。おのずと屋久島らしさっていうのが体にしみこんでいって、それがおのずとカメラを向ける対象になる(中略)観光で来た人たちもそれを感じ取って、ただきれいだよだけじゃなくて、きれいは前提としてあるんで、そこで人が生きているんだよ、生活しているんだよというのを伝えたかった(中略)パソコンに向かう時間もあるんだけど、空気ですよね、これを感じ続けられるというのは最高の幸せ」

皆川さんの写真が使われている屋久島町の観光ポスターは町内の港や空港、公共施設などで見ることができます。ぜひ近くでじっくりとご覧になっていただければと思います。

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